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映画で実践! アカデミック・ライティング カレン・M・ゴックシク(著/文) - 小鳥遊書房
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鍬谷     ト・日・他     書店
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映画で実践! アカデミック・ライティング (エイガデジッセンアカデミックライティング)

芸術
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発行:小鳥遊書房
A5判
232ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-909812-07-0   COPY
ISBN 13
9784909812070   COPY
ISBN 10h
4-909812-07-5   COPY
ISBN 10
4909812075   COPY
出版者記号
909812   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年4月5日
書店発売日
登録日
2019年1月11日
最終更新日
2024年3月9日
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重版情報

3刷 出来予定日: 2021-10-15
2刷 出来予定日: 2020-04-01
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批評が話題ですが、本書は、映画で批評を書くプロセスが丁寧に説明されています。

紹介

すべての大学生必携。
映画でならわかる、映画でならできる、論文・レポート作成術!
アメリカの大学生が映画について論文やレポートといった「アカデミック・ライティング」を実践する場合に実際に使用している教科書です。①書くための準備→②どのように書くのか、とステップアップして実践できるように構成。③図解による映画用語の解説付き! 本書を読めば、学術的な論文・レポートが書けるようになります。指導者にも推奨。

目次

第1部 書くための準備

第1章 映画について書くことの困難

    ◉アカデミックライティングとはなにか?
    ◉では、はじめよう 
     自分が知っていることを検討する  /どうしたら学術的に考えられるのか  /要約する  /
     評価する  /分析する  /総合する
    ◉レトリックの立場をとる
     自分の立ち位置を検討しよう  /読み手のことを考えよう
    ◉論調と文体を検討する

第2章 映画を鑑賞する

    ◉公開上映とプライベートな鑑賞
    ◉メモとりの大切さ
     理由を考える  /プロットを分割する /ショット分析チャート  /略号を使う
    ◉なにを探し求めるのか
第3章 形式分析

    ◉形式分析とはなにか
     映画の形式を描写する  /形式分析を実践する:チェックリスト  /一般論的事項
     ナラティヴ  /演出(ミザンセーヌ)  /撮影法  /演技  /編集  /音響
    ◉意味の探求
     形式と内容  /明示的および暗示的

第4章 文化的分析

    ◉文化的分析とはなにか?
     社会経済的状況  /ジェンダー  /人種、エスニシティ、ルーツ  /性的嗜好  
    ◉ジャンル研究
     映画ジャンルの誕生  /予測可能性とイノベーション  /ジャンルの慣習  /ジャンルの進化
    ◉歴史的分析
     映画史への基本的アプローチ



第2部 どのようなプロセスで書くのか

第5章 アイディアを生み出す

    ◉アイディアを生む
     その映画の話をしてみる  /ブレインストーミング  /フリーライティング  /
     ディスカバリードラフト  /5W1H  /タグミーミックス  /アリストテレスのトポス  /
     定義を用いる  /比較をする  /関係性を探る  /状況を吟味する  /証言に耳を傾ける
    ◉アイディアを温める
     ナッツシェリング  /テーマを広げる  /テーマを狭める、絞る
    ◉枠を超えて考える 

第6章 映画を研究する

    ◉一次資料と二時資料との違いを理解する
    ◉資料を用いる
     資料を要約する  /資料を分類する  /資料を問いただす  /資料に注釈をつける  /
     資料に働かせる
    ◉資料を記録しておく
    ◉資料を引用する

第7章 主題を温める

    ◉主題文を書く
    ◉主題文に代わるもの
     内包主題
    ◉アイディアを主題に変換する
    ◉主題文のチェックリスト

第8章 構造と構成を検討する

    ◉自分の主題に方向づけを委ねる
    ◉議論をスケッチにまとめる
    ◉議論のアウトラインを作成する
    ◉パラグラフを組み立てる
     パラグラフとはなにか?  /パラグラフはなにをすべきなのか?  /
     トピックセンテンスを書く、もしくは主張を導く
    ◉パラグラフを展開させる
     根拠  /配置  /一貫性
    ◉序論と結論

第9章 文体に気を配る

    ◉文の基本原則
     動作主と動作に着目する  /具体的に書く  
    ◉簡潔に書く
    ◉一貫性をもたせる  
    ◉メリハリをつける  
    ◉コントロールを維持する
    ◉美しく書く

第10章 推敲する

    ◉推敲する理由と方法  
    ◉批評眼を養う
    ◉自分の書いたものを分析する




第3部 参考資料

    図解による映画用語解説


    訳者あとがき

著者プロフィール

カレン・M・ゴックシク  (カレンエムゴックシク)  (著/文

ケース・ウェスタン・リザーブ大学よりPh.D. 取得(英文学)。なによりもアカデミック・ライティングの指導に専心し、ダートマス大学を経て、現在カリフォルニア大学サンディエゴ校教授、同大学のアナリティカル・ライティング・プログラムの責任者を務める。著書にWriting About American Literature (W.W.Norton & Company) など。

デイブ・モナハン  (デイブモナハン)  (著/文

コロンビア大学よりM.F.A. 取得(映画学)。脚本や監督を手がけた映画は70 本を超え、シアトル国際映画祭審査員賞など数々の賞に輝く。現在ノースカロライナ大学ウィルミントン校准教授として脚本執筆や映画製作を講じる。

リチャード・バーサム  (リチャードバーサム)  (著/文

南カリフォルニア大学よりPh.D. 取得(英文学)。その後映画学に関心を転じ、ニューヨーク市立大学ハンターカレッジで長く映画学の教授を務めた。現在は同大学名誉教授。著書にNonfiction Film: A Critical History(インディアナ大学出版局)など。

土屋武久  (ツチヤタケヒサ)  (翻訳

南イリノイ大学よりM.A. 取得(メディア英語)。現在武蔵大学教授。共著に『武蔵大学公開講座言葉と文化・文学』(御茶の水書房)、訳書に『メディア文化研究への招待』(ミネルヴァ書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。