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現代語訳 童子百物かたり
東北・米沢の怪異譚
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年3月8日
- 書店発売日
- 2019年3月8日
- 登録日
- 2019年2月10日
- 最終更新日
- 2020年4月2日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2019-05-21 |
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紹介
孫や曾孫たちが、そのまた孫や曾孫たちに語ってくれれば……。
名君・上杉鷹山に仕え、94歳の長寿を全うした米沢藩士・吉田綱富が、その晩年に書き残した「百物かたり」。
狐やうそこき名人が活躍する笑い話、水女や疫病神が登場する怪しい話、酒呑童子をはじめとする有名説話のバリエーションなど、民俗学的にも興味深い、不思議な話の数々。
目次
まえがき
童子百物かたり
一 金花山常慶院、狐の釜のこと
二 高玉村瑞龍院、狐のこと
三 墓所の釜場へ杭を打って来ること
四 隅のば様ということ
五 吉田藤助、疫病の神を見ること
六 桶屋町𥶡入六左衛門の疝気のこと
七 吉田籐左衛門、闇夜にはた物をしまうこと
八 李山村の多蔵、狐にばかされること
九 吉田一無、壮年の時大井田伊兵衛と居合稽古のこと
十 吉田一無、若い時狐にばかされること
十一 古志田村七兵衛、初春に大黒を拾うこと
十二 河内勘大夫、石仏を切ること
十三 石野六左衛門、狐を追うこと
十四 人魂を見ること
十五 篠田何某のこと
十六 吉田藤助、夜中に野合で女に出会うこと
十七 長町七助、初春に鷹を拾うこと
十八 吉田、学館より帰る途中で、異相の野郎を見ること
十九 田滝甚蔵、馬場尻で坊主を見ること
二十 大木のこと
二十一 大雷のこと
二十二 狼のこと
二十三 雷什和尚のこと
二十四 草の岡洞昌寺のこと
二十五 浅間五右衛門、勇力のこと
二十六 吉田一無、弟の浅間五右衛門を捕り伏せること
二十七 火付けばばのこと
二十八 国分何某の嫡子、水女を切ること
二十九 浅間五右衛門、塩野村の小桜を投げること
三十 座頭金玉殺されること
三十一 若林弥五左衛門のこと
三十二 梅沢運平と千眼寺の小僧のこと
三十三 陰火を見ること
三十四 うそこき名人のこと
三十五 奥泉平左衛門、狐待ちすること
三十六 白井西雲のこと
三十七 丸橋忠弥、傷寒をわずらうこと
三十八 白井西雲、棒修練のこと
三十九 長命寺の老僧、怪異なものを見ること
四十 西海枝彦兵衛家、二度びっくりのこと
四十一 火事場に怪鳥飛ぶこと
四十二 化け物のこと
四十三 馬下何某、化け物を見ること
四十四 若林源兵衛、大音のこと
四十五 関戸甚六、弘法大師を捕えること
四十六 山道半兵衛のこと
四十七 ある人、北御堀端で夜中に老女を助けること
四十八 平の友盛のこと
四十九 玉石のこと
五十 酒呑童子のこと
解説
上記内容は本書刊行時のものです。