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新装完全版 大国政治の悲劇 ジョン・J・ミアシャイマー(著/文) - 五月書房新社
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新装完全版 大国政治の悲劇 (シンソウカンゼンバン タイコクセイジノヒゲキ)

社会科学
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A5判
672ページ
並製
価格 5,000円+税
ISBN
978-4-909542-17-5   COPY
ISBN 13
9784909542175   COPY
ISBN 10h
4-909542-17-5   COPY
ISBN 10
4909542175   COPY
出版者記号
909542   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年3月13日
最終更新日
2022年11月28日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2021-04-09
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紹介

増刷決定! 新装完全版の登場!
“リアル・ポリティクス、攻撃的現実主義の教科書"

「ウクライナ紛争の責任はアメリカが持たなければならない! 」

国際政治学の第一人者による、意見表明(YouTube)に世界が驚いた。

今、最も注目すべきミアシャイマー(シカゴ大学終身教授)の主著。


原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、
「中国は平和的に台頭できるか?」の章を収載。
訳者奥山真司による解説、注釈も充実。


米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)"とは!?
過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。

ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇"』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より)


《内容紹介》
■改訂版のまえがき / 日本語版に寄せて
■はじめに
■第1章〈イントロダクション〉
(オフェンシヴ・リアリズム(攻撃的現実主義) / リベラリズム 対 リアリズム / リベラルなアメリカにおける権力政治(パワー・ポリティクス))
■第2章〈アナーキーとパワーをめぐる争い〉
(国家はなぜパワーを求めるのか / 覇権の限界 / パワーと恐怖 / 国家目標の優先順位 / 世界秩序の創造 / 国家間の協力)
■第3章〈富とパワー〉
(パワーの物質的な基盤 / 人口と富:軍事力の根源 / 軍事力の経済的基礎 / 軍事的潜在力と軍事力のギャップ)
■第4章〈ランドパワーの優位〉
(征服 対 強制 / 独立シーパワーの限界 / 戦略エアーパワーの限界 / 陸軍の圧倒的な影響力 / 水の制止力 / 核兵器とバランス・オブ・パワー / 軍事力の計測の仕方)
■第5章〈生き残りのための戦略〉
(実践的な国家の目標 / パワー獲得のための戦略 / 侵略国を抑止するための戦略 / 避けるべき戦略 / リアリスト的な理由によるパワーの譲歩)
■第6章〈大国の実際の行動〉
(日本 1868~1945年 / ドイツ 1862~1945年 / ソヴィエト連邦 1917~91年 / イタリア 1861~1943年 / 自滅的な行動? / 核武装競争)
■第7章〈イギリスとアメリカ:オフショア・バランサー〉
(アメリカのパワーの勃興 1800~1900年 / アメリカとヨーロッパ 1900~90年 / アメリカと北東アジア1900~90年 / イギリスのグランドストラテジー 1792~1999年)
■第8章〈バランシング 対 バック・パッシング〉
(どのような時に国家はバック・パッシングをするのか / 革命・ナポレオン時代のフランス 1789~1815年 / ビスマルク時代のプロイセン 1862~70年 / ヴィルヘルム皇帝時代のドイツ 1890~1914年 / ナチス・ドイツ 1933~41年 / 冷戦 1945~90年)
■第9章〈大国間戦争の原因〉
(構造(structure)と戦争 /「二極システム」対「多極システム」/「安定した多極システム」対「不安定な多極システム」/ 近代ヨーロッパの大国間戦争 1792~1990年 / 分析と結論)
■第10章〈中国は平和的に台頭できるか?〉
(オフェンシヴ・リアリズムのまとめ / アメリカの覇権の追求 / サムおじさんの後を追って / 来るべきバランシング同盟 / 戦争は起こるか? / 平和的台頭の希望)
■原注
■訳者解説とあとがき

著者プロフィール

ジョン・J・ミアシャイマー  (ジョン ミアシャイマー)  (著/文

1947年生まれ。シカゴ大学教授。専門は国際関係論、特に安全保障分野。「オフェンシヴ・リアリズム」を提唱、論文、著作多数。2003年には米軍のイラク侵攻を批難してネオコンたちと対立。2006年、スティーブン・ウォルトと共に、アメリカの外交政策に影響をおよぼすイスラエル・ロビーの問題を論じ、それをまとめた書籍『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』が世界的ベストセラーになる(2007年、日本版は講談社)。『なぜリーダーはウソをつくのか』(2011年)も10の言語に翻訳され、各国で話題に(日本版は奥山真司訳、中央公論新社)。

上記内容は本書刊行時のものです。