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K氏の大阪弁ブンガク論
四六判
縦18mm
横12mm
厚さ1mm
256ページ
並製
価格
1,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年6月
- 書店発売日
- 2018年6月22日
- 登録日
- 2018年6月8日
- 最終更新日
- 2018年6月22日
紹介
大阪弁を駆使するものが文学を制する!(いや、ほんまに)
谷崎潤一郎、司馬遼太郎、山崎豊子といった国民的作家から、
黒川博行、町田康、和田竜など現代の人気作家まで縦横無尽。
大阪弁、関西弁を使っていなくても、
そこには大阪、関西の水脈が流れている・・・
作家たちも太鼓判!
長年街場を見つめてきた著者がボケてつっこむ、唯一無二の文学論。
標準語からどうしようもなくはみでるなにかが過剰にあるのが大阪弁だ
――「はじめに」より
◎ミシマ社のWeb雑誌「みんなのミシマガジン」で
2016年8月から2018年3月まで掲載していた人気連載「K氏の大阪ブンガク論」がついに書籍化!
目次
はじめに
序章 ブンガク論に入る前に、ちょっと地元のこと。K氏の場合。
第一章 日本文学を席巻する関西弁の技法
第二章 黒川博行ブンガクを支える「口語」表現
第三章 『細雪』――大阪弁が現代文で書かれるようになった時代
第四章 『細雪』はグルメ小説や!
第五章 大阪語・標準語の書き分けによるブンガク性
第六章 完全無欠、大阪ブンガクの金字塔――町田康『告白』
第七章 「正味」のブンガク――町田康『関東戎夷焼煮袋』
第八章 大阪の作家の身体性について
第九章 泉州弁で描ききる先端性――和田竜『村上海賊の娘』
第十章 大阪弁を誰よりも知っている――司馬遼太郎『俄 浪華遊俠伝』
第十一章 山崎豊子と「船場の文化資本」
おわりに
索引
上記内容は本書刊行時のものです。