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世界のひきこもり 地下茎コスモポリタニズムの出現 ぼそっと池井多(著) - 寿郎社
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世界のひきこもり 地下茎コスモポリタニズムの出現 (セカイノヒキコモリ チカケイコスモポリタニズムノシュツゲン)

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発行:寿郎社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
重さ 349g
288ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-909281-29-6   COPY
ISBN 13
9784909281296   COPY
ISBN 10h
4-909281-29-0   COPY
ISBN 10
4909281290   COPY
出版者記号
909281   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年10月5日
最終更新日
2021年2月9日
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書評掲載情報

2023-04-01 日本経済新聞  朝刊
評者: 斎藤環(筑波大学教授)
2022-03-12 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 酒井順子(エッセイスト)
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紹介

ひきこもり歴35年の著者がネットを通じて知り合った世界13カ国のひきこもり当事者や支援たちにインタヴュー。いじめられた経験の有無や日々の暮らしと収入など、それぞれの「ひきこもり事情」を闇の中から掬い出し、世に知らしめた衝撃的な本です。

目次

●はじめに――地面を掘って国境を越える
●フランスのひきこもりギードの場合「ぼくは孤独が好きなんだ。パソコン、ベッド、安らぎがあれば十分さ。」
●フランスのひきこもりテルリエンヌの場合「ひきこもりになんて、なりたくなかった。」
●中国のひきこもり
●アメリカの元ひきこもりショーン・Cの場合「〝伝統的な男性性〟をぼくに期待するパパは敵だと思った。」
●アルゼンチンのひきこもりマルコ・アントニオの場合「いじめる側を擁護する学校なんてごめんだ。」
●インドのひきこもり
●インドの元ひきこもりニティンの場合「私たちは自分自身になるために少し時間が必要なだけなのです。」
●イタリアの社会心理学者マルコ・クレパルディとの対話「彼らを助けたい、いや、『ぼくら』を助けたいのです。」
●父との最後の電話
●パナマ共和国のひきこもりヨスーの場合「ぼくはゴミだ。カスだ。負け犬だ。このままでは死んでしまう。」
●フランスのひきこもりアエルの場合「ひきこもりになってぼくはようやく自分を生き始めた。」
●スウェーデンのひきこもり
●バングラデシュのひきこもりイッポの場合「ぼくは自分で自分を部屋に監禁するようになったのさ。」
●フィリピンのひきこもりCJの場合「日本のひきこもりはなんて恵まれているんだ!」
●カメルーンの元ひきこもりアルメル・エトゥンディの場合「解決や成功を得る場所は、〝社会〟の中だけとは限らない。」
●北朝鮮のひきこもり
●フランスのひきこもりジョセフィーヌの場合「醜くて、軽蔑に値して、病的であるのは社会の方よ。」
●台湾の映画監督盧德析との対話「ひきこもりにとって理想的世界はどんなものですか。」
●おわりに――ひきこもりのインタビュー論

著者プロフィール

ぼそっと池井多  (ボソットイケイダ)  (

1962年、横浜生まれ。東京都下在住。ひきこもり当事者や経験者の声を発信するメディア「ひきポス」の編集委員。
大学卒業を目前に控えた就職活動中にひきこもり始め、以後、形態をさまざまに変えながら断続的に35年ほどひきこもっている。
2017年、世界ひきこもり機構(GHO)を創設。近年は、長期化・高齢化したひきこもり当事者とともに、家族のための語らいの場「ひ老会」や「ひきこもり親子公開討論」を主催している。

上記内容は本書刊行時のものです。