版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
グラーキの黙示1 ラムジー・キャンベル(著/文) - サウザンブックス社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

グラーキの黙示1 (グラーキノモクジ イチ)
原書: Cold print

このエントリーをはてなブックマークに追加
B6判
384ページ
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-909125-34-7   COPY
ISBN 13
9784909125347   COPY
ISBN 10h
4-909125-34-5   COPY
ISBN 10
4909125345   COPY
出版者記号
909125   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年12月23日
最終更新日
2022年2月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

クトゥルー神話ファン待望!
怪奇と幻想の豪華短編集

英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影――H・P・ラヴクラフトの死から四半世紀を経て、アーカムハウスより鮮烈なデビューを飾ったラムジー・キャンベルの、ラヴクラフトの影響の色濃い初期作品を中心に編まれた珠玉のクトゥルー神話作品集がついに邦訳。湖に棲みつく星界よりの怪物が告げる黙示の数々が、今ここに明かされる。全21編のうち、第1巻には「ハイ・ストリートの教会」「湖の住人」「ムーン・レンズ」など11編を収録。

目次

【グラーキの黙示1 収録作品】
「ハイ・ストリートの教会 The Church in High Street」(1962)
「城の部屋 The Room in the Castle」 (1964)
「橋の恐怖 The Horror from the Bridge」(1964)
「昆虫族、シャッガイより来たる The Insects from Shaggai」 (1964)
「ヴェールを剝ぎ取るもの The Render of the Veils」(1964)
「湖の住人 The Inhabitant of the Lake」(1964)
「奏音領域 The Plain of Sound」 (1964)
「魔女の帰還 The Return of the Witch」(1964)
「ユゴスの坑(あな) The Mine on Yuggoth」 (1964)
「スタンリー・ブルックの遺志 The Will of Stanley Brooke」(1964)
「ムーン=レンズ The Moon-Lens」(1964)

前書きなど

自分の家に引き返し、埃を払って背表紙を確認した。どうやら、同じ装丁の全集本がぜんぶで十一冊並んでいるらしい。書名は『グラーキの黙示録』だった。一巻目を開くと、それはじつは旧式のルーズリーフ・ノートで、どのページも古ぼけた手書き文字で埋め尽くされていた。読み始めて――五冊目を読み終えた時には、もう外が暗くなっていた。

ここで、それに何が書いてあったのかは説明しない。クリスマスに来てくれれば、自分の目で確かめられるだろうから――いやあ、いちど読み始めたら、最後まで夢中になるはずだ

「湖の住人」(尾之上浩司・訳)より

著者プロフィール

ラムジー・キャンベル  (ラムジー キャンベル)  (著/文

1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。
https://knibbworld.com/campbell/

森瀬 繚  (モリセリョウ)  (翻訳

ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。
http://chronocraft.jp/

上記内容は本書刊行時のものです。