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デザイニング・フォー・サービス “デザイン行為”を再定義する16の課題と未来への提言
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年5月10日
- 登録日
- 2019年4月18日
- 最終更新日
- 2020年1月28日
紹介
『デザイニング・フォー・サービス “デザイン行為”を再定義する16の課題と未来への提言』は、Service Design Research UK という、イギリスのサービスデザインに関する最先端の研究を行っているワーキンググループの論文を編纂したものです。
本書は16の論文からなる四部構成になっています。
1.「サービスのためのデザイン行為」の今日の情勢
2.サービスのためのデザイン行為に関する現代的言説とその影響
3.公共・社会領域におけるサービスのデザイン行為
4.移行経済・新興市場におけるサービスのデザイン行為
各部では、領域横断型アプローチとしてのサービスデザインの発展に寄与してきた主要な学問、例えばサービス&インダストリアルデザイン、サービスマーケティング、サービス・イノベーション、デザイン・アンソロポロジー(文化人類学)、サービス研究、ヘルスケア品質とイノベーション、政策立案、などについても、その試みとともに記述しています。本書の第1部では手短かにサービスのためのデザイン行為の多様な実践と進化について触れ、第2部では多様な学問領域からの影響と主要な概念に触れ、それらの言説がサービスデザインの領域の発展にどう影響してきたかの論を展開し、第3部では、サービスデザインの核となる領域により深く触れ、公共・社会領域に関連するイノベーションの取り組みを紹介。続く第4かつ最終部では、サービスデザインにとって新奇かつ論争の的となっている領域、新たなテクノロジーを用いた新興産業のコンテクストや共創的な社会活動について取り上げています。
本書「日本語版刊行によせて」より抜粋
目次
本書は16の論文からなる四部構成になっています。
1.「サービスのためのデザイン行為」の今日の情勢
2.サービスのためのデザイン行為に関する現代的言説とその影響
3.公共・社会領域におけるサービスのデザイン行為
4.移行経済・新興市場におけるサービスのデザイン行為
版元から一言
社会が要求するその場しのぎの解決方法と安直な理解は、私たちの柔軟な能力を蝕み続けます。私たちは未来を作る方法を、配慮とリスペクトを伴うやり方を求め続けなければいけないのです。
– 赤間陽子(RMIT大学デザイン研究者、准教授)
本書では現在のビジネスが直面している問題・課題の解決、ではなく、これからの社会やビジネスが5年後10年後向き合っていくことになるであろうテーマを扱っている。
– 長谷川 敦士(サービスデザインネットワーク日本支部共同代表、株式会社コンセント代表取締役)
上記内容は本書刊行時のものです。