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学校のデジタル化は何のため? 為田 裕行(著) - さくら社
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学校のデジタル化は何のため? (ガッコウノデジタルカワナンノタメ) 教育ICT利活用の目的9類型 (キョウイクアイシーティリカツヨウノモクテキキュウルイケイ)

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発行:さくら社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ75mm
88ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-908983-57-3   COPY
ISBN 13
9784908983573   COPY
ISBN 10h
4-908983-57-7   COPY
ISBN 10
4908983577   COPY
出版者記号
908983   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年3月24日
書店発売日
登録日
2022年2月25日
最終更新日
2022年3月15日
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紹介

GIGAスクール時代の研修テキストに最適!
児童生徒「一人1台」の情報端末が整備され、いよいよ待ったなしの活用に迫られる学校。
「なぜ学校にICTが必要なのか?」「情報端末はどう使えばいいのか?」「そもそもどうして…?」
沸き上がる疑問に答えつつ、教育ICT利活用の目的を明確に分類し、学校のデジタル化についての考え方をわかりやすく説きました。

◎そもそも、導入された「教育ICTを授業で使う」ことは目的ではなく、手段です。「教育ICT を授業で使う」という手段が、目的化してしまっていることが多くあるのですが、ここで一度立ち止まって、「何のために教育ICT を授業で使うのか」ということを考える必要があります。
◎何のためにICT を使うのかというのは、目的です。目的が明確になっていなければ、ICT の活用が成功しているのか失敗しているのかもわかりません。成功していない場合には、改善をしていかなくてはなりませんが、そのときにも目的がなければ改善もできません。ICT が目的に応じた使い方がされているかどうかを見るために、導入するときに明確に目的をもっていなければなりません。
(以上、本書第4章「教育ICT 利活用の目的9 類型」より)

目次

第1章 GIGA スクール構想により進む整備
  1 教育のデジタル化は進んでいる
  2 教育ICTの活用に唯一の正解はない
  3 同じ環境ができたここからがスタート

第2章 「なぜ学校にICTが必要なのか」を、学校が自分で考える
  1 ICTは汎用的なツール
  2 デジタルは、我々にとってどのような存在か?
  3 大事なのはなぜ(=Why)

第3章 一人1台、学びの道具として使うとはどういうことか?
  1 淑徳小学校:自分の好きなスタイルで感想を書く
  2 新渡戸文化小学校:アナログとデジタルで自分の色を創る
  3 奈良女子大学附属中等教育学校:ゲストティーチャーがリモートで参加する
  4 静岡県立掛川西高等学校:授業で使う教材をデジタル化する

第4章 教育ICT 利活用の目的9類型
  類型1:興味喚起
  類型2:モチベーション喚起
  類型3:理解促進
  類型4:授業効率化
  類型5:進捗確認・理解度確認
  類型6:教材拡充
  類型7:表現手段拡充・思考手段拡充
  類型8:情報共有手段の拡充
  類型9:学習環境の拡充
  ■9つの類型の何を目指すのか?

第5章 学校教育施策と重ね合わせて見る
  1「令和の日本型学校教育の姿」と教育ICT利活用の目的
  2 学習活動分類と教育ICT利活用の目的

第6章 学校だからこそのデジタル化
  1 教えるための道具として使うのか? 学ぶための道具として使うのか?
  2 「学ぶための道具」になることを目指すことが必要
  3 教える側の論理、学ぶ側の論理
  4 学校で「しなければならないこと」

版元から一言

「一人1台情報端末」が本格的に始まったいま、本書は学校管理職に必携です。情報教育担当や研究主任になったものの「ICT活用をどう推進していけばいいのか…」と頭を捻っている先生にもぴったりです。学級担任の先生も、本書を読むことでICT活用に、授業にしっかりとした基盤ができるはずです。
多くの学校現場を見聞した知見を踏まえつつGIGAスクール時代の学校の在り方を説く本書には、その言葉こそ使われていないものの、学校、授業、そして学びについての「本質」が示されています。

著者プロフィール

為田 裕行  (タメダ ヒロユキ)  (

フューチャーインスティテュート株式会社 代表取締役
教育ICTリサーチ 主宰
■経歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業後,大手学習塾企業へ就職。一斉指導、個別指導,合宿教育などの現場で鍛えられ,1999年フューチャーインスティテュートの設立に参画。東京都における教師への教材開発支援に関わり,現場への教育ICT導入の可能性を模索。幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の教壇に立つと共に,学校の先生向けの研修プログラム設計,授業計画コンサルテーション,教育テレビ番組や幼児向け教材,サービスなどの教育監修を行っている。
■外部委員等
戸田市教育委員会 21世紀型スキル育成アドバイザー,ICT CONNECT 21 EdTech推進SWGサブリーダー,成城学園情報一貫教育推進検討委員会アドバイザー,セサミストリート・ティーチャー
■著書『一人1台のルール』2021年,共著『学校アップデート』2020年(いずれもさくら社)

上記内容は本書刊行時のものです。