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出版者情報
在庫ステータス
取引情報
まんがで知る デジタルの学び
ICT教育のベースにあるもの
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月6日
- 書店発売日
- 2021年12月28日
- 登録日
- 2021年12月2日
- 最終更新日
- 2021年12月28日
紹介
シリーズおなじみの吉良先生、今回は1人1台時代に突入した小学校に赴任しました。教員は明るく前向きな初任者からEdTechに強いスマートティーチャー、定年間近の昭和ティーチャーと多彩。子どもたちはそれぞれの個性を放ちながら、情報端末に馴染んでいきます。様々な問題に直面しつつ、それを乗り越えて成長していく教師と子どもたち。その背景には、デジタル社会になっても変わらず受け継がれる教師のあり方が描かれています。
「誰だって苦手なことはある。少しずつでも変わっていけばいい」「友だちから学べる人は自分を大きく伸ばせる」「技術は人を幸せにしてこそ価値がある」など、昭和ティーチャー・舎貝先生の名言も随所に、教育の根本を考える機会も得られます。
最新の情報と考え方がわかるコラム「デジタル社会の教育を考える教養書」も必見です。
目次
第1章 授業改善を共通の目的にする──子どもたちの資質・能力を育成する
第2章 情報の意味を理解する──テキストとコンテキスト
第3章 自ら学ぶ力を育てる──人とつながりながら学ぶ力を高める
第4章 学習者の視点に立つ──昭和二二年度の学習指導要領
第5章 批判的思考力を高める──子どもたちが学びとる授業へ
第6章 教師も学び手として成長する──授業研究会も変化させる
第7章 スキルとモラルの両方を向上させる──保護者と一緒に考えるルール
第8章 人間としての心と力を育てる──十年後の未来
版元から一言
何といっても舎貝先生が素晴らしい!
子どもを見る目がどこまでも温かく、時にはきちんと叱ってくれる教師力抜群の先生でありながら、苦手なICTから逃げたいなーと内心思ってしまう人間味も持っている。リアルの教育現場にもこんな魅力的な先生が数多くいるのではないでしょうか。そんな先生たちがこれまで蓄えてきた力はデジタルスキルと相反するものではなく、むしろ2つがあってはじめてこれからの教師になると分かるのが本書です。いつの時代も変わらぬ教師力とデジタルの世界、両方を同時に描けるのはこの著者ならではと唸らされました。
上記内容は本書刊行時のものです。