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子どもが伸びる5つの原則――特別支援教育の時間軸を使って
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年3月20日
- 書店発売日
- 2018年3月20日
- 登録日
- 2018年2月22日
- 最終更新日
- 2023年5月9日
紹介
あなたは学級の子どもたちに、どのような年間の見通しを立てて働きかけを行っていますか。
大好評『子どもが育つ5つの原則――特別支援教育の視点を生かして』の続編。
通常学級での指導経験も豊富な理科教育の専門家が、特別支援学級の指導を通じて得た指導の原則をやさしく解説します。
1)どんどん読み進めたくなる具体的な会話言やエピソードが豊富!
2)しっかり理解&実践につながる「まとめ」「練習問題」「解答例」!
3)さらに学びを進めたい読者のために、参考となる文献も随所に!
今回は、年間の見通しをもった指導を意識しながら読める具体的な指導場面がふんだんに取り入れられています。
また、「絶対わかっておきたい「べからず」集――それぞれの発達に即した配慮のために」「大人の逆鱗に触れる態度を取る子」等、さまざまな子たちへ的確な対応をするために知っておきたい専門的な知識についても随所で触れられています。
目次
序章 5つの原則を使ってWIN-WINの関係に
第1章 決戦前夜――始業式の前に
①絶対わかっておきたい「べからず」集
②3月の姿を見通す
③ほめるだけで行動を修正させる作戦を立てる
第2章 4月は優先順位をつけて
①何もかも要求することは,すべてを失う
②まずは返事から
③向く,頷く,書く
④ルールを守る
⑤締め切りのない仕事が大切
第3章 5 月は成果を確かめながら
①伸ばしたい点を明確にして伸ばす
②配慮を要する子が認められるように
第4章 こんなことを教えていきたい
①授業を改善するシンプルな評価
②困難な状況でも伸びていく
第5章 夏休み明けは4月と同じ
①夏休みの前の状態に戻すだけでも
②伸びるのは指導を繰り返すから
第6章 行事を利用して伸ばす
①運動会で何を育てる?
②遠足で何を育てる?
③卒業式で何を育てる?
第7章 年間を通じた指導
①教師の助けを少なくする
②ほめ続けたことが伸びる
③本当に使える学級経営案を
コラム①配慮は全員に――「○○さんだけずるい」と言わせない
コラム②保護者への対応:まずは,ほめていることを伝える
コラム③コミュニケーションゲーム 「あるなしクイズ」
コラム④ことわざで学級のルールづくり
コラム⑤授業で話を聞かない子がいる時
コラム⑥連絡帳で保護者とつながる
コラム⑦ノートに字を書くのが遅い子がいる時
コラム⑧反抗挑戦性障害(ODD)は未然防止が最善
コラム⑨より良い暗示をかける
コラム⑩余りのある割り算
版元から一言
人気シリーズの第二弾ができました!
4月からの新学期を機会に、宮内先生のほめて、広めて、つなげて、子どもたちを変える指導に取り組んでみてはいかがでしょうか。一年という長期的な視野に立ち、焦らず落ち着いて指導に取り組むヒントが満載です。学校行事の活かし方も参考になります。
また、新しいクラスで出会う子どもたちの中には、特に配慮が必要な子がいるかもしれません。教師が善意で取った対応が、子どもを追い詰めてしまうことも…。
第一章の「べからず」集は必読です。
上記内容は本書刊行時のものです。