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地域デザイン No.10 地域デザイン学会(編) - 瀬戸内人
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地域デザイン No.10 特集 ゾーンとトポスの共創デザイン

発行:瀬戸内人
A5判
256ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-908875-18-2
Cコード
C3030
専門 単行本 社会科学総記

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年9月
書店発売日
登録日
2017年8月17日
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紹介

地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。

地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。
今号の特集は「ゾーンとトポスの共創デザイン」。原田保(同学会理事長)ら研究者による論文と研究ノート、また研究会やフォーラムの記録などを収録。

目次

『地域デザイン』第10号の刊行にあたって 03
原田保

巻頭論文
地域デザインにおけるアクターズネットワークデザインの基本構想 09
―アクターズネットワークデザインの他のデザイン要素との関係性を踏まえた定義付けと体系化
原田保 板倉宏昭

論文1 ®
鉄道貨物輸送の円滑化に関する考察 45
―大阪府内貨物駅の事例から
福田晴仁

論文2
地域資源とトポスの関係 67
―S-D ロジックにおける資源統合と地域デザイン
庄司真人

研究ノート1 ®
ゾーン・コンステレーション・トポス(ZCT)モデル再考 87
―ダークツーリズムの分析視角による瀬戸内(長島愛生園)の世界遺産登録の事例
古賀広志

研究ノート2 ®
市民活動における地域の価値創出について 107
―名古屋地区の市民活動団体事例によるトポスデザインの考察
今永典秀

研究ノート3
ゾーンとトポスの相互浸透 127
―トポスデザインの観点から
山田啓一

研究ノート4
トポスデザインによる「ふるさと納税」の再構成 149
本田正美

やまなしフォーラムからの提言
山梨県における未来の地域交通デザインへの提言 165
―第2回やまなしフォーラムを踏まえて
青木茂樹 石井信行 後藤晶 今井久 佐藤茂幸 佐々木邦明 申龍徹

第4 回ソーシャルコミュニティフォーラム要旨
地方自治体におけるデータマネジメントの再考 183
―松戸市の安心安全メールを事例として
吉田健一郎 

関東・東海地域部会第10回研究会要旨
都市創造による地域創生戦略の新潮流 191
原田保 石川和男 八鍬幸信 江戸克栄 山田啓一 税所哲郎

日本情報経営学会第74回全国大会 (一社)地域デザイン学会共催セッション要旨
IoT による地域創造戦略 221
原田保 森本祥一 有馬昌宏 本田正美 島田達巳
 

前書きなど

 地域デザイン学会が設立されてから6年目に入り、最初に刊行されるのが今回の第10号である。今回の特集テーマは「ゾーンとトポスの共創デザイン」である。これには、ZTCAデザインモデルにおける主に空間を捉えた要素であるゾーンとトポスの関係にフォーカスした議論が誘発される。
 各要素間の関係性を捉えた考察はこれまであまりなされていなかったこともあって、残念ながら今回はダイレクトに両者の関係を捉えた考察はさほど多くは行われなかった。それゆえ、今後は各要素同士の関係性のテーマに再挑戦することにしたい。その際には、どの要素を起点として連携を考えるのかも大事な課題となる。
 ZTCAデザインモデルは、元来ゾーンが起点になって他の要素が構想されるとしたため、今回はゾーンのトポスとの連携が模索されたが、もちろんトポスを起点にしてゾーンとの連携を模索することも可能であろう。前者の場合はゾーンの力を借りながらトポスの価値を引き出すのが目的になるが、後者の場合はトポスの力を借りながらゾーンの価値を引き出すことが目的になる。
 また、ここで考えるべきは、ZTCAデザインモデルを使用するのか、はたまた旧モデルのZCTデザインモデルを使用するのかという問題である。これはデザイン理論としてのピュアな追求を行う場合には主体者を対象から除く理論モデルである後者を、また実践のための理論ということではフル装備の前者を追求するのが適当であるとも考えられよう。

――原田保「『地域デザイン』第10号の刊行にあたって」より

著者プロフィール

地域デザイン学会  (チイキデザインガッカイ)  (

2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。

上記内容は本書刊行時のものです。