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取引情報
回帰するブラジル
渋谷敦志写真集
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2016年7月
- 書店発売日
- 2016年7月11日
- 登録日
- 2016年6月13日
- 最終更新日
- 2017年7月5日
書評掲載情報
2016-07-31 |
朝日新聞
朝刊 評者: 今福龍太(文化人類学者) |
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紹介
郷愁へのまなざしが写真を続ける力になったのはいつごろからだろうか――
"サウダージ"の感情に誘われるように、海を渡り、境界を越えてきた写真家・フォトジャーナリストの原点・ブラジルへの旅の追憶。
「ナショナルジオグラフィック日本版」や、「アジカン」のGotchことミュージシャンの後藤正文氏が編集長をつとめる「The Future Times」に寄稿し、アフリカ、アジア、南米と世界を旅する写真家・渋谷敦志のファースト写真集。
目次
Contents
目 次
3
オルフェウの受胎─ブラジルへの絵葉書
今福龍太
8
Angola アンゴラ
12
São Paulo サンパウロ
Rio de Janeiro リオデジャネイロ
Minas Gerais ミナスジェライス
62
Brasília ブラジリア
Bahia バイーア
Ceará セアラー
Pernambuco ペルナンブーコ
Maranhão マラニャン
102
Amazonas アマゾナス
Pará パラー
138
Fukushima 福島
144
回帰するブラジル
渋谷敦志
156
写真作品リスト
158
謝辞
前書きなど
郷愁へのまなざしが写真を続ける力の源になったのはいつごろからだろうか。世界をカメラと共に旅しながら、時折そんなことをぼんやりと考える。ひとつ言えることはある。それは、もしブラジルと出会わなければ、こんな生き方をしていなかっただろうということだ。憧憬にも似た未知の世界へのまなざしを生きる道標に、撮り手である自分の心を試しながら、そのまなざしのもっと向こう側にあるであろう、未来とも希望とも言っていい光の射す場所を探し求めてきた。それがぼくの写真であり旅であり、そのはじまりの場所がブラジルだった。
――渋谷敦志 本書より
版元から一言
巻頭には文化人類学者・今福龍太氏が本書の写真に捧げたエッセイ「オルフェウの受胎――ブラジルの絵葉書」を収録。またブラジルのみならず、フォトジャーナリストとして著者が取材を続けるアフリカのアンゴラや東日本大震災後の福島の写真も収録しています。
刊行後、朝日新聞や西日本新聞などに書評が掲載されるなど、注目の1冊です。写真を通じて、旅をすることや生きることの意味を感じ取っていただければと願っています。
2016年7月3日 西日本新聞で書評掲載(評者=姜信子、作家)
2016年7月31日 朝日新聞で書評掲載(評者=今福龍太、文化人類学者)
2016年9月2日 日刊ゲンダイDIGITALで紹介
上記内容は本書刊行時のものです。