版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
パレスチナ/イスラエル論 早尾 貴紀(著) - 有志舎
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

パレスチナ/イスラエル論 (パレスチナイスラエルロン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:有志舎
四六判
344ページ
上製
価格 2,600円+税
ISBN
978-4-908672-37-8   COPY
ISBN 13
9784908672378   COPY
ISBN 10h
4-908672-37-7   COPY
ISBN 10
4908672377   COPY
出版者記号
908672   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年3月10日
書店発売日
登録日
2020年1月14日
最終更新日
2020年3月2日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

いま、パレスチナ/イスラエルをめぐる問題は、直視することも放棄したくなるほどの惨状にある。パレスチナのガザ地区はイスラエルの建設したフェンスで封鎖され、物流も制限された巨大監獄と化し、パレスチナ人のデモには日常的にイスラエル軍スナイパーによる容赦ない狙撃が加えられ、東エルサレムでは理不尽な家屋破壊が遂行されている。そして、イスラエル社会内部にも国際社会にも、それを止めようとする動きは少ない。このような暴力を対岸の出来事として見るのではなく、パレスチナ/イスラエルを、日本も含む近現代世界史の文脈のなかで論じ、またそれをとおして世界と日本を問いなおすことが、いま求められている。

目次

まえがき
第Ⅰ部 国家主権とディアスポラ思想
 第一章 ディアスポラと本来性
       ――近代的時空間の編制と国民/非国民
 第二章 バイナショナリズムの思想史的意義
       ――国家主権の行方
 第三章 オルタナティヴな公共性に向けて
       ――ディアスポラの力を結集する
第Ⅱ部 パレスチナ/イスラエルの表象分析
 第四章 パレスチナ/イスラエルにおける記憶の抗争
       ──サボテンをめぐる表象
 第五章 パレスチナ/イスラエルの「壁」は何を分断しているのか
       ――民族と国家の形を示す五つのドキュメンタリー映像
 第六章 パレスチナ/イスラエルにおける暴力とテロリズム 
第Ⅲ部 歴史認識
 第七章 イスラエルの占領政策におけるガザ地区の役割とサラ・ロイの仕事  
 第八章 ポスト・シオニズムとポスト・オリエンタリズムの歴史的課題
 第九章 イラン・パペのシオニズム批判と歴史認識論争

著者プロフィール

早尾 貴紀  (ハヤオ タカノリ)  (

東京経済大学准教授

上記内容は本書刊行時のものです。