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Huldufólk Íslands I
アイスランド・謎の妖精「Huldufólk」を追う
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年10月1日
- 書店発売日
- 2020年8月31日
- 登録日
- 2020年8月5日
- 最終更新日
- 2020年9月3日
紹介
北欧にある孤島の国・アイスランド。そこではHuldufólk(フルドゥフォルク)と呼ばれる妖精の一種に関する伝承が古くから伝えられている。2ヶ月半にわたり取材を行い、妖精の教会や妖精の交易地帯など、妖精について古くからの伝承が残る場所や、2010年以降実際に起こった妖精に関する事件の重要な場所を掲載した写真集。
目次
1 はじめに
2・3 Icelandic Elf School
4・5 Grásteinn(Reykjavík)
6・7 Svalþúfa-Þúfubjarg
8・9 Ófeigskirkja89
10・11 Arnarklettur
12・13 Reynisdrangar
14・15 The Arctic Henge
16・17 Hamarinn Cliffs
18・19 Hafnarfjorður
20・21 Reykjavík
22・23 Álfkonusteinn
24・25 Bjartmarssteinn
26・27 Songklettur
28・29 Snæfellsnes
前書きなど
北欧にある孤島の国・アイスランドでは、Huldufólk(フルドゥフォルク)と呼ばれる妖精の一種に関する伝承が古くから伝えられています。
日本において一般的に思い浮かべられる妖精像は、羽の生えた美しい少女の姿形をしたような、ふつうの人間からはかけ離れた美しく可憐なものと認識される場合が多いと思います。
しかしアイスランドの妖精Huldufólk は姿形が全く人間と同じで、大きさも人間と同じであり、外見的特徴は私たち人間と全く変わりません。またHuldufólk は人間と同じように男女の性別があり、農業や漁業などの職業を持ち結婚生活を営み、歳を重ねてやがてその命は尽きるなど、私たち人間と極めて類似した一生を送ります。つまり妖精Huldufólk の彼等や彼女たちは、人間と合わせ鏡のような存在として認識されているのです。現代のアイスランドにおいてもこの妖精の存在を信じる人々がおり、Huldufólk が原因となったとされる事件や騒動がテレビや新聞などのニュースで度々報じられています。
この写真集では2018 年に吉祥寺「クワランカ・カフェ」での写真展で展示された写真全点を収録し、妖精の教会や妖精の交易地帯など、妖精について古くからの伝承が残る場所や、2010 年以降実際に起こった妖精に関する事件の重要な場所の写真などを掲載しています。
版元から一言
日本ではアイスランドの妖精についての情報はほとんどありませんでした。今回著者の撮影した写真の多くは岩や石を撮ったもの。しかしその岩や石には大きな意味があります。著者のお話しを伺いその意味について知るうち是非とも形にしたいと思い今回の出版となりました。アイスランドに興味や関心がある方をはじめ、妖精など世界中にある伝統的な信仰や民俗に興味がある方に是非お読みいただければ幸いです。
上記内容は本書刊行時のものです。