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リオデジャネイロ歴史紀行 内藤 陽介 - えにし書房
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詳細画像 0

リオデジャネイロ歴史紀行

発行:えにし書房
A5判
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-908073-28-1
Cコード
C0026
一般 単行本 旅行

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2016年8月
書店発売日
登録日
2016年7月2日
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紹介

オリンピック開催地の意外な深さをじっくり紹介。
リオデジャネイロの複雑な歴史や街並みを、切手や葉書、写真等でわかりやすく解説。美しい景色とウンチク満載の異色の歴史紀行!

目次

第1章 ポン・ヂ・アスーカル
第2章 コルコヴァードのキリスト像
第3章 コパカバーナからイパネマへ
第4章 旧市街を歩く
第5章 フラメンゴとマラカナン
附 章 カーニヴァルと切手
〈コラム〉ブラジルを紹介した“日本・ブラジル交流年”の記念切手

前書きなど

まえがき
 旅行の楽しみの一つは、ネットやガイドブックに載っている写真・映像の実物を自分の目で確認することにあるのではないかと思う。だとすれば、星の数ほど出回っているガイドブックの中で、名所・旧跡を扱った切手や絵葉書というのは、ちょっと毛色が変わっているけれど、そのセレクションはピカイチの存在として、もっと注目されていい。
 日本の郵便は株式会社化されてしまったが、世界的に見れば、何らかの形で、国家が郵便事業に関わっているケースが大半だ。だから外国人から見れば、郵便事業の経営形態がどうであろうと、日本の切手は“日本”の姿をシンボリックに表現しているようにみえる。逆に、僕たちだって、外国からのエアメールに貼られた切手を見て、その国のお国柄について、あれこれ想像をめぐらすわけだ。
 実際、切手は“小さな外交官”と呼ばれることもあって、多くの国では自国を代表する文化遺産や名所・旧跡をさかんに切手に取り上げている。だから、切手や絵葉書をガイドブック代わりに、そこに描かれた風景などを訪ね歩いたら楽しいのではないか。そんなことを考えて、僕はこれまで、漫郵記や周郵記と称して、切手と旅、そして歴史を組み合わせた切手紀行の本を何冊か作ってきた。
 今回の拙著は、そうした切手紀行の最新作として、切手や絵葉書を手掛かりに、南米随一の巨大都市、リオデジャネイロがたどってきた16世紀以来の歴史と文化を僕自身が自分の足で訪ね歩いた記録である。
 リオデジャネイロといえば、カーニヴァルやコルコヴァードのキリスト像、ボサノヴァの「イパネマの娘」やサッカーの聖地・マラカナンスタジアムが有名だ。いまなら、2016年夏のオリンピックの開催都市ということをすぐに思い浮かべる人も多いに違いない。
 もちろん、それらは全部正しいけれど、それ以外にも、リオデジャネイロにはまだまだ見るべき場所、語るべきことが山のようにあって、その多くが日本では意外と知られていないのが残念だ。だから、今回の拙著では、そうしたリオデジャネイロの魅力と面白さについて、僕は切手という小窓を通じて、みなさんにお話ししたくなってこの本を作った。
 しばし、おつき合いいただければ幸いである。

版元から一言

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著者プロフィール

内藤 陽介  (ナイトウ ヨウスケ

1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文藝家協会会員。フジインターナショナルミント株式会社顧問。切手などの郵便資料から、国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、活発な研究・著作活動を続けている。
【主な著書】『解説・戦後記念切手』(日本郵趣出版、全7巻+別冊1)、<切手紀行>シリーズ(彩流社、現在第6巻まで刊行。最新作⑥『蘭印戦跡紀行』)、『切手と戦争』(新潮新書)、『反米の世界史』(講談社現代新書)、『皇室切手』(平凡社)、『これが戦争だ!』(ちくま新書)、『大統領になりそこなった男たち』(中公新書ラクレ)、『切手が伝える仏像』(彩流社)、『事情のある国の切手ほど面白い』(メディアファクトリー新書)、『切手百撰 昭和戦後』(平凡社)、『年賀状の戦後史』(角川oneテーマ21)、『マリ近現代史』(彩流社)、『朝鮮戦争ーポスタルメディアから読み解く現代コリア史の原点』『アウシュヴィッツの手紙』(えにし書房)、『日の本切手 美女かるた』(日本郵趣出版)、『英国郵便史 ペニー・ブラック物語』(日本郵趣出版)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。