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中医臨床基礎学
- 書店発売日
- 2018年1月26日
- 登録日
- 2017年12月12日
- 最終更新日
- 2017年12月20日
紹介
中医学教科書シリーズ、日本初登場! いよいよ刊行開始!
既存の多くの中医学入門書とは異なる、限りなく実践的な指針で編集された「臨床基礎学」。中医学の臨床で最も必要となる「弁証法(診断+治療方針)」について、本書は、どの入門書にも見られる退屈で無駄と思われる理論的記載を排除し、日本人に向け、臨床上必須の事柄のみを取り上げています。
本シリーズは、中医婦人科学、中医小児科学、中医外科学、中医内科学(1・2)、方剤学(1・2)、食薬学と続き、全9冊の予定です。
目次
第1章 中医体質学
中医体質学の概念
体質の形成と影響素因
1.先天稟賦 2.後天的素因
中医体質学の基本原理と特徴
1.生命過程論 2.形神合一論 3.天人合一論 4.稟賦遺伝論
中医体質学研究における課題
1.体質可分論 2.体病相関論 3.体質調節論
体質分類と特徴
1.中華中医薬学会の体質分類 2.推奨できる体質分類
体質に合わせた食生活と養生のすすめ
● 第1章のポイント 23
第2章 経絡学説
経絡の概念
経絡の機能
1.経絡の働き 2.経絡と臨床
経絡の構成 1.経絡の組成 2.十二経脈 3.十二経脈の主な走行
4.十二経脈の連結 5.十二経脈の特徴 6.十二経脈の陰陽・表裏・絡属関係絡脈
1.絡脈の分類 2.作用
奇経八脈
1.分類 2.作用
十四正経の流注
1.十二経脈の流注 2.十四正経の流注
経絡の分布
1.手太陰肺経 2.手陽明大腸経 3.足陽明胃経 4.足太陰脾経 5.手少陰心経 6.手太陽小腸経 7.足太陽膀胱経 8.足少陰腎経 9.手厥陰心包経 10.手少陽三焦経 11.足少陽胆経 12.足厥陰肝経
奇経八脈の分布と効能
腧穴概論
1.腧穴の定義 2.経穴数の変化 3.腧穴の分類 4.腧穴の治療作用 5.腧穴の定位方法
よく使う経穴
● 第2章のポイント
第3章 六経弁証
六経弁証の概念
1.陰と陽 2.表と裏 3.六病位 66 4.六経の伝変 5.治療原則
太陽病証
1.太陽中風証 2.太陽傷寒証 3.太陽蓄水証 4.太陽蓄血証 5.太陽病証のその他の方剤
陽明病証
1.陽明経証 2.陽明腑証
少陽病証
太陰病証
少陰病証
1.少陰寒化証 2.少陰熱化証
厥陰病証
六経弁証のまとめ
● 第3章のポイント
第4章 衛気営血弁証 温病弁証1
衛気営血弁証の概念
温病の特徴
1.邪気 2.温病の分類 3.衛気営血と衛気営血弁証 4.温病の治療法
衛分証
気分証
営分証
血分証
衛気営血の伝変と病機
1.衛気営血の伝変 2.衛気営血の伝変の病機
● 第4章のポイント
第5章 三焦弁証 温病弁証2
三焦弁証の概念
三焦弁証と臓腑
上焦病証
1.主な症状 2.証候分析 3.立法と方剤
中焦病証 1.主な症状 2.証候分析 3.立法と方剤
下焦病証 1.主な症状 2.証候分析 3.立法と方剤
三焦弁証の伝変規律
温病学説と傷寒学説の比較
● 第5章のポイント
【附】本教科書に登場する中薬一覧表
上記内容は本書刊行時のものです。