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戦争取材と自己責任 安田 純平(著) - dZERO
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戦争取材と自己責任 (センソウシュザイトジコセキニン)

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発行:dZERO
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ16mm
重さ 250g
240ページ
並製
価格 1,900円+税
ISBN
978-4-907623-27-2   COPY
ISBN 13
9784907623272   COPY
ISBN 10h
4-907623-27-5   COPY
ISBN 10
4907623275   COPY
出版者記号
907623   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年11月25日
書店発売日
登録日
2019年10月22日
最終更新日
2020年2月20日
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書評掲載情報

2020-05-08 世界  6月
評者: 伊藤めぐみ(ジャーナリスト)
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紹介

武装組織による拘束から解放されて1年。
今になって、ようやく語れることがある。

2人は紛争地を中心に取材活動を続けているジャーナリストであり、友人でもある。
3年4か月にわたる監禁に耐えた安田、
安田の拘束中、友人の安否を気遣い、国外にも足を運んで情報収集に奔走した藤原。
2人の共同作業で向かい合う、拘束事件、戦争、私たちの社会。
語り下ろし(対談)と書き下ろしで構成。

「拘束中に、周囲で起きていたことを最も詳しく取材していたのが藤原さんだ。騒動に関わった多くの人々に会っており、その後の検証に非常に有効な情報を持っている。最も重要な、事実関係について相談できる相手でもある」(安田純平)
「安田さんの拘束が報道されてから、ネットではさまざまな声が飛び交った。そのほとんどがデマと中傷である。皮肉なことに安田さんは自らが非難されることによって、多くの人たちに日本社会の不条理を気づかせてくれた」(藤原亮司)

【目次】
第一章解放までの三年四か月
第二章紛争地のリアル
第三章現在につながったできごと
第四章生業としての紛争地ジャーナリスト
第五章「自己責任論」と向き合う
第六章デマ拡散時代の戦争取材

目次

はじめに―不寛容な社会で
第一章―解放までの三年四か月
第二章―紛争地のリアル
第三章―現在につながったできごと
第四章―生業としての紛争地ジャーナリスト
第五章―「自己責任論」と向き合う
第六章―デマ拡散時代の戦争取材
おわりに―「身代金」報道にこだわる理由

前書きなど

武装組織による拘束から解放されて1年。今になって、ようやく語れることがある。〈実行犯グループ〉はだれだったのか? 〈身代金デマ〉はどこから出てきたのか?  〈他罰的・不寛容な人々〉とはだれなのか?

安田純平「拘束中に、周囲で起きていたことを最も詳しく取材していたのが藤原さんだ。
騒動に関わった多くの人々に会っており、その後の検証に非常に有効な情報を持っている。最も重要な、事実関係について相談できる相手でもある」

藤原亮司「安田さんの拘束が報道されてから、ネットではさまざまな声が飛び交った。そのほとんどがデマと中傷である。皮肉なことに安田さんは自らが非難されることによって、多くの人たちに日本社会の不条理を気づかせてくれた」

版元から一言

「シリア拘束事件」と「自己責任論」に、当事者と同業友人が真摯に向き合いました。自己責任、不寛容、他罰、ネット社会、バッシング、自由、人権、民主主義など、私たちの社会に通底するこれらのキーワードのすべてが関係する作品です。

著者プロフィール

安田 純平  (ヤスダ ジュンペイ)  (

ジャーナリスト。1974年、埼玉県に生まれる。信濃毎日新聞の記者を経て、フリーランスのジャーナリストに。在職中の2002年から、アフガニスタンやイラク、シリアなどの紛争地を中心に取材を続けている。2015年6月、取材のためにトルコからシリアへの国境を越えたところで武装組織に拘束され、3年4か月のあいだ監禁される(2018年10月解放)。著書に『囚われのイラク』(現代人文社)、『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)などがある。

藤原 亮司  (フジワラ リョウジ)  (

ジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。1967年、大阪府に生まれる。1998年からパレスチナ問題を追っ ている。ほかに、シリア、イラク、ウクライナ、アフガニスタンなどの紛争地や、国内では在日コリアン、東日本 大震災、原発問題などの取材を続けている。安田純平が拘束中には、独自の人脈をたどって国外にも足を運び、安田の安否情報の収集に奔走した。著書に『ガザの空の下』(dZERO)がある

上記内容は本書刊行時のものです。