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ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画 ブリジット・ライリー(著/文) - torch press
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ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画 (ユラギブリジットライリーノカイガ)

芸術
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B5判
縦242mm 横195mm
192ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-907562-12-0   COPY
ISBN 13
9784907562120   COPY
ISBN 10h
4-907562-12-8   COPY
ISBN 10
4907562128   COPY
出版者記号
907562   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月5日
最終更新日
2018年5月5日
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紹介

DIC川村記念美術館で開催中の「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画 」展は、幾何学的パターンによって画面に動きをもたらす抽象絵画で知られるイギリスの芸術家ブリジット・ライリーの、日本では38年ぶりとなる個展です。本展は「オプ・アート」の旗手として注目を集めてきた彼女のキャリアを網羅する、30点以上の絵画が集められています。1960年代の白黒作品、1970年代のストライプ絵画、1990年代の曲線画から、近年の壁画作品まで、「色」と「形」の相互作用を駆使することで、人々の眼に強く訴える作品を次々に展開し、現在も多くの人をその作品で魅了し続けています。
 
この展覧会の図録である本書は、作品を図版として紹介するだけではなく、すべての作品に原寸のディテール図版を掲載しています。また林道郎、加藤有希子らの論考とともに、その作品世界を存分に紹介できる一冊となっています。

目次

ごあいさつ
メッセージ ブリジット・ライリー

図版

論考・資料
ライリーとスーラ、日本的あるいは生命と非生命のあいだで 加藤有希子
知覚と自由について:ブリジット・ライリー試論 林 道郎
ブリジット・ライリーの絵画:カーブ、ストライプ、ダイアグナル 前田希世子
作品リスト
年譜

著者プロフィール

ブリジット・ライリー  (ブリジットライリー)  (著/文

1931年、ロンドン生まれ。ゴールドスミス・カレッジやロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、大学卒業後は教員や商業美術の仕事につきながら制作活動を続ける。初期はジョルジュ・スーラに影響を受けたことで知られるが、ルネサンス以降の巨匠や印象派の絵画、点描技法を研究し、単純化・抽象化のプロセスを学ぶことで自身の創作を深めていく。1965年に歴史的な展覧会「レスポンシヴ・アイ(応答する眼)」で紹介されるや「オプ・アート」の旗手として一躍注目を集める。2003年の高松宮殿下記念世界文化賞、2012年のジーゲン・ルーベンス賞(ドイツ)とシッケンズ芸術賞(オランダ)に選出。現在は自宅のあるロンドンのほか、コーンウォール、南仏のヴォークリューズに拠点を持ち、制作を続けている。

林道郎  (ハヤシミチオ)  (解説

1959年函館生まれ。東京大学文学部卒、コロンビア大学大学院美術史学科博士号取得。 2003年 より現職。主な著作に『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE刊)、『死者とともに生きる:ボードリヤール「象徴交換と死」を読み直す』(東京:現代書館) 、Natsuyuki Nakanishi (New York: Fergus McCaffrey Gallery)など多数。

加藤有希子  (カトウユキコ)  (解説

1976年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。慶應義塾大学文学部修士課程修了。米国デューク大学で博士号取得。2012年より現職。主な著作に『新印象派のプラグマティズム』(三元社、2012年)、『カラーセラピーと高度消費社会の信仰』(サンガ、2015年)、「キュビスムと色彩――もう一つの物語」(前田富士男監修『色彩からみる近代美術』所収、三元社、2013年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。