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TOEIC L&Rテスト 絶対攻略リーディング 谷口 恵子(著/文) - プチ・レトル
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TOEIC L&Rテスト 絶対攻略リーディング (トイック エルアンドアールテスト ゼッタイコウリャクリーディング)

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A5判
288ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-907278-72-4   COPY
ISBN 13
9784907278724   COPY
ISBN 10h
4-907278-72-1   COPY
ISBN 10
4907278721   COPY
出版者記号
907278   COPY
Cコード
C0082  
0:一般 0:単行本 82:英米語
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年6月10日
最終更新日
2019年10月28日
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紹介

TOEICのスコアUPに直結する、1ヶ月集中の速読トレーニングの方法を紹介&すぐに実践できる一冊!

「TOEICのリーディング問題が最後まで読み終わらない・解き終わらない」
これは、TOEIC受験者であれば一度は経験したことのある悩みではないでしょうか?

さまざまなテクニックを駆使しても、結局読むスピードを上げなければ、全問満足に解答にできないのがTOEICのリーディングセクション。

本書では、ネイティブが英語を読むナチュラルなスピードに近づけるための、効果的な速読トレーニングを紹介します。

*この本がTOEICスコアUPにつながる理由*

・速読力が身に付くから、英文全体の内容を素早く捉えられるようになる!
設問に解答するためには、英文の中から細かい情報を正確に拾う必要があります。そのとき、速読で英文の全体的な内容を素早く理解できていれば、解答するために着目すべき箇所が瞬時にわかるので、効率的に解答にたどり着くのです!

・大量の英文を読むことに抵抗がなくなる!
TOEICのリーディングセクションは、疲れが出てくるテストの後半75分間で、大量の英文を読んで解答しなければなりません。慣れていないと、英文の量に圧倒され、集中できず、内容が頭に入ってきません。
本書を通して、高い集中力で英語の長文を読むトレーニングをすることで、大量の英文を読み続ける力が身に付きます!

・TOEIC頻出のテーマや単語を用いたPart7形式で、効率的にトレーニングできる!
本書では、Eメール、オンラインチャット、記事、広告、人材募集、ウェブサイトなど、TOEICのPart7によく出る英文を30日分収録。シングル、ダブル、トリプルパッセージを10題ずつ、計60パッセージを用意しました。
公式問題集や最近のTOEIC L&Rテストの内容を分析し、頻出のテーマや単語を全パッセージに盛り込んでいるので、効率的な学習が可能です!

さらに、TOEIC Part7頻出単語500語リスト付き!ダウンロードファイルもあるので、スマホを使ってスキマ時間に単語暗記をすることもできます。

本書の速読トレーニングで、TOEICのスコアUPを目指しましょう!

目次

第1章:リーディング力アップのカギを握るのは「速読力」
・TOEICのリーディングセクションは 解法テクニックでは太刀打ちできない
・速く正確に解答するには全ての英文を読むのが最も効率的
・Part7を解くのに必要な速読力を身に付けるために
・スキミングやスキャニングでは 速読はできるようにはならない
・英文を正確に読むには単語力が欠かせない
・TOEICスコアは速読力を身に付ければ必ず上がる

第2章:タニケイ式速読トレーニングを実践しよう
・英語の読み方を変える タニケイ式速読トレーニング
・返り読みはしない! 流れに乗って英語の語順で理解していく
・スピードにこだわり、目標タイムを設定して記録していく
・現在のリーディングスピードを知って目標を設定しよう
・5ステップのタニケイ式速読トレーニング
・タニケイ式速読トレーニングを練習してみよう
・タニケイ式速読トレーニングQ&A
・タニケイ式速読トレーニング卒業の目安

第3章:30日間TOEICリーディング速読トレーニング
・1日目~30日目

第4章:ボキャビルでTOEIC頻出単語を覚えよう!
・TOEIC対策に単語力強化は必須
・TOEICに最適な単語暗記の方法とは
・TOEICのスコアアップのために覚えるべき単語
・単語暗記の効率を上げる3つのポイント

*コラム:なぜ語呂合わせは効果的?
*巻末付録:絶対覚えたい! TOEIC頻出単語500語
*速読トレーニングWPM別タイム早見表
*目標タイム早見表

前書きなど

「TOEIC のリーディングセクションが、最後まで解き終わらない」

TOEICを受験されたことがある方なら、少なくとも一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。TOEICへの注目度は近年ますます高まり、企業内の昇進基準や採用基準にTOEICのスコアが使われることが当然のようになってきました。誰もが、効率的にTOEICのスコアを上げる方法を探し求めていることと思います。特にリーディングセクションでは、とにかく大量の英文を読んで設問に解答しなければならないため、スコアアップに苦戦している方が多いのではないでしょうか。

TOEICのリーディングセクションは、Part5:短文穴埋め問題、Part6:長文穴埋め問題、Part7:文書を読んで設問に答える問題の、3つのパートで構成されています。そして、最も難易度の高いのがPart7。Part7の英文は、短いパッセージでも100ワード以上、長いものになると400ワード以上あります。これが、全部で23パッセージ、計54の設問に答えなくてはなりません。合計2時間という長丁場のTOEICテスト――疲れも出てくる後半の
75分間で、大量の英文を読んで解答しなければなりませんから、リーディングはとてもヘビーなセクションなのです。そのため、「量が多くて読み終わったことがない」「時間がなくなったら、最後は全部Bにマークすることにしている」といった声もよく聞きます。しかし、Part7はリーディングセクションの半分以上の設問数を占める重要なパートです。時間がないからといって何問も適当にマークしてしまえば、当然スコアにも影響してきます。

*TOEIC解法テクニックは本当に役に立つ?
ちなみに、Part5とPart6では主に文法力や語彙力が問われ、Part7では長文読解力が問われます。文法問題というのは、文法のルールをきちんと覚えていれば解くことができますから、対策はさほど難しくありません。また、語彙力については、TOEIC頻出の単語を優先的に覚えることで、効率よく対策することができます。それでは、Part7に関しては一体どのように対策すればいいのでしょうか。

現在世の中に出回っているTOEIC対策本の中には、Part7について「設問に関係のあるところだけ読めばいい」「こういったパターンの英文が出てきたら要注意」といった「コツ」が書かれているものが多くあります。しかし、実際Part7には「この文書内で言われていないことは何ですか」といった、全文を読んでいなければ解答できない設問もたくさんあります。また、いくら「要注意パターン」を頭に叩き込んだとしても、時間内に全て解答できなければ結局スコアは上がりません。

Part7 の対策として最も効果的な方法は、本書で紹介する「速読トレーニング」を通して、英文の「速読力」を身に付けることです。ここでいう「速読」とは、1ページ1秒で読むような速読法のことではなく、文章の大意をつかみながら、流れに乗ってスピーディーに読んでいく力を意味します。日本語を読むのと同じくらいのスピードで英文を読むことができれば、テスト時間内にリーディングセクションの英文を全てしっかり読むことができ、そのうえ解答時間を十分に確保することができます。速読力を身に付けることは、
どんな解法テクニックよりも確実にスコアアップに結び付くのです。

ちなみに、速読力が役に立つのはPart7のみではありません。Part5とPart6は主に文法問題ですが、最近の傾向として、英文を一文全て読んで意味を理解しないと解答できない問題が増えています。ですから、英文を速く読むことができればPart5とPart6の正答率も上がるのです。また速読力は、一見関係のなさそうなリスニングセクションでも効果を発揮します。Part3やPart4では、設問や選択肢の英文をいかに素早く読むことができるかがポ
イントになるからです。つまり、速読力を身に付けることは、TOEIC全体のスコアアップにつながるのです。

*速読トレーニングで「本物のリーディング力」が身に付く
このようにお伝えすると「解法テクニックを身に付けたほうが手っ取り早いのでは」といった声が上がるかもしれません。しかし、そうした学習で身に付くのは、あくまでテスト対策のためだけのテクニックです。それでスコアがアップしたとしても、本当にリーディング力が上がったとは言えません。一方で、速読力を身に付ければ、TOEIC のスコアが上がるだけでなく、実際に英語のリーディングが必要になった時にも役立つのです。ウェブサイト、書籍、資料、雑誌、新聞など、どんな媒体においても、大量の英文を短時間で読みこなせるようになります。せっかく貴重な時間を勉強に費やすのであれば、TOEICテストのみに役立つ解法テクニックではなく、どんな英文を読む時にも使える「本物のリーディング力」を身に付けたいものですよね。

また、なかには「今まで速く読めるように努力をしてきたけれども、なかなか速くならない」という方もいるかもしれません。しかし、学校やテキストで学ぶことができる文法とは異なり、英文を速く読むための方法を知っている方は少ないのではないでしょうか。たくさん読めばだんだん読むスピードが速くなっていく、という面もありますが、そこまでリーディングだけに時間を使える方ばかりではありません。思うように成果が出ず、途中で英文を読むこと自体が嫌いになってしまう方もいます。

しかし、効率的かつ効果的なトレーニングを行えば、速読力は必ず身に付けることができます。そしてそれは、何ヶ月も何年もかかるようなトレーニングではありません。本書では30日分のトレーニング教材を用意しました。速読力は1ヶ月間のトレーニングで十分身に付けることができるのです。なかには、トレーニングを始めてから2週間程度で速読の感覚をつかむ方もいらっしゃいます。速読力を身に付けた方々からは、「英文の読み方がすっかり変わった」という声を頂いています。

本書で紹介する速読トレーニングは、短期間で TOEIC スコアアップに直結するリーディング対策であると同時に、テストを超えて実践の場で英語が必要になった時にも役に立つ「本物のリーディング力」を身に付けることができるものです。

本書では、第1章で速読力の重要性、第2章で速読トレーニングの具体的な進め方を紹介し、第3章には30日分の速読トレーニング教材を収録しています。この教材は、現行のTOEIC Part7の問題形式(シングル、ダブル、トリプルパッセージ)に沿って、TOEICの公式問題集や最近のTOEIC L&Rテストの傾向の分析結果をふまえて作成しています。そのため、Part7に頻出のカテゴリ、文、単語、表現などが多数盛り込まれています。テスト本番に近い形式で速読トレーニングができるので、TOEICの英文に慣れることもできて効率的です。また、第4章ではリーディングに欠かせない単語暗記の方法を紹介。巻末には「絶対覚えたい! TOEIC頻出単語500語」を付録として掲載しています。

それでは、1ヶ月間の速読トレーニングで、一緒にTOEICスコアアップを目指しましょう。そして本書を通して、テスト本番にも、その後のあなたの人生にも役立つ「本物のリーディング力」を身に付けていただければ幸いです。

2019年9月
ワクワク英語学習コーチ
谷口恵子(タニケイ)

上記内容は本書刊行時のものです。