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大地からの16の神託 ジオマンシー占い
- 書店発売日
- 2018年5月30日
- 登録日
- 2018年4月4日
- 最終更新日
- 2018年4月4日
紹介
「ジオマンシー」とは「土占い」のことです。その誕生は古く、9世紀頃のアラビア半島とされています。
「土」という言葉が示すように、そもそもの占い方が大地を棒で突き、または大地に線を引くか石を撒くなどして線(=シンボル)を描き、その結果をもって運勢や吉凶を判断するというものです。
ジオマンシー占いは、その手軽さと的中率の高さから中世やルネッサンス期にヨーロッパで大流行を遂げました。庶民も貴族もみな楽しんだといわれています。あのナポレオンも愛好していたようです。
本書ではそのような歴史と人々に愛されてきたジオマンシーを徹底的にわかるやすく解説したものです。
なお、底本は『秘密のジオマンシー占い』(学研、2013年)ですが、本書では大幅に加筆修正をしております。
第1章では「ジオマンシーとは何か」として、歴史や概略、何故「当たるのか?」を紹介しております。続く第2章では実際の占い方の解説です。紙に無意識に点を4列打ち、そこからドットを作り、16種類のシンボルを導き出す基本的は手順と、さざれ石やコイン、ダイスなどさまざまな手法を紹介しています。
第3章では基本となる16のシンボルを象意から全体運、恋愛運、金運、仕事運などの各項目別に解説。さらに、対になるシンボルも組み合わせとして紹介しておりますので、初めての人もイメージがつきやすくなるでしょう。
本書後半は応用編です。第4章は「シールドチャート」を紹介します。シールドチャートとは、一つのシンボルだけではなく15のシンボルを作り、それらを総合的に判断する占術です。本章ではシールドチャートで出された128パターンについても網羅しておりますので安心して占えます。
続く第5章ではジオマンシーのシンボルを護符として活用する方法を紹介。大地からメッセージを得るジオマンシーのシンボルにはそれ自体に霊的な力が宿るとされています。願い別によってどの護符を使えばいいかがわかります。
最後はケーススタディとQ&Aです。多くの人が初めて触れるジオマンシーですが、その悩みを丁寧に解きほぐしていきます。また、本書巻末にはオリジナルの記入用紙も掲載しておりますので、本書とペンがあればすぐに始められます。紙とペンを手に、ぜひ、あなたも無意識からのメッセージ、大地からの神託を受けてください。
目次
はじめに
改訂版発刊に当たって
本書の使い方
第1章 ジオマンシーとは何か
1 ジオマンシーの故郷はアラブ世界
2 ナポレオンの栄光の陰にジオマンシーあり?!
3 ジオマンシーは実際的な答えを導き出す
4 自分を「空」にして無意識の世界にアクセスする
5 無意識の世界に眠る情報をダイレクトに汲み上げる
6 世界との合一感の中で生きる指針を見い出す
第2章 シンボルの出し方
1 紙とペンで16種類のシンボルを導く
2 用意するもの
3 占いの手順
4 ジオマンシーシンボルについて
5 シンボルを導くためのさまざまな方法
第3章 基本となる16のシンボルを解読する
1 シンボルの解読方法
2 シンボル解説
人々
道
つながり
拘束
大吉
小吉
獲得
喪失
喜び
悲しみ
少女
少年
白
赤
竜の頭
竜の尾
3 シンボルを対で覚える
第4章 シールドチャートで運勢を読む
1 シールドチャートとは何か
2 シールドチャートの作り方
用意するもの
3「4人の母」と「4人の娘」から「4人の姪」を求める
ステップ
4「4人の姪」から、「2人の証人」を求める
ステップ
5「左右の証人」から「裁判官」を求める
ステップ
6「左右の証人」と「裁判官」の組み合わせから最終結果を探す
第5章 ジオマンシーシンボルの護符
1 16のシンボルを護符として使用する方法
2 シンボル護符解説
第6章 ケーススタディと
新しいジオマンシー占い
1 実占例
2 新しいジオマンシー占い
シンプル・トリプシティ
第7章 ジオマンシー占いのQ&A
参考文献
おわりに
著者紹介
コラム1 どの方法が一番当たる?
コラム2 5列、32種のジオマンシーについて
コラム3 現実にならなかった6万通りの可能性
コラム4 偶然性と占い
コラム5 誰でもできる占い
上記内容は本書刊行時のものです。