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在庫あり
取引情報
直接取引:なし
世界を〈放置〉する
ものと場の思考集成
発行:ぷねうま舎
A5変形判
368ページ
価格
4,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年11月
- 書店発売日
- 2016年11月24日
- 登録日
- 2016年10月28日
- 最終更新日
- 2016年11月29日
紹介
■ 1960年末、美は額縁はおろか美術館にさえ収まらず、都市景観の中に流出し始めた。その動向=モノ派を主導し、今日に至る作品行為をとおして、現代美術の太い潮流にまで育てあげた作家の、「ものと場」をめぐる思考の集大成。
■ 〈もの〉は、道具の手前に、商品である以前に、在る。その在り方は、私たちの意識を喚起し、むしろ包み込む場所の消息を伝えている……木に目がなり、石に意識が宿るかのように。四十数年にわたって「つくり」つつ、傍らに吐息のように紡がれた思索、その切っ先は存在論や、禅仏教の見性と切り結ぶ。
目次
目 次
序 章 はじまりの無限 第二章 界面周航
1 無限 1 リアリティへの旅
2 無名性 2 アクティヴェーション考
3 界面と縁 3 周囲考
第一章 場所 ものの一歩手前 4 素材論 周囲に沿って、モノは渡る
1 樹間の位置 5 内と外の界面 周辺を束ねて、界端を開く
2 水に宿る月 第三章 見えないものを
3 場の現成 1 見えない世界
4 場の論理 アースワークによせて 2 差異と全体
5 場と空 3 次元のすき間
終 章 つくる
前書きなど
世界を組み替えるモノ派の冒険、〈もの〉づくり半世紀のドキュメント
上記内容は本書刊行時のものです。