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昭和までの北海道道路史物語 上野 正人(著) - 亜璃西社
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昭和までの北海道道路史物語 (ショウワマデノホッカイドウドウロシモノガタリ) 0から8万キロメートルへ (ゼロカラハチマンキロメートルヘ)

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発行:亜璃西社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ33mm
583ページ
上製
価格 5,000円+税
ISBN
978-4-906740-43-7   COPY
ISBN 13
9784906740437   COPY
ISBN 10h
4-906740-43-X   COPY
ISBN 10
490674043X   COPY
出版者記号
906740   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月19日
書店発売日
登録日
2020年9月8日
最終更新日
2020年11月27日
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紹介

黒曜石やアイヌのみちから、松前藩の陸路、戦後の開発道路、高速道路まで、北海道における道路の歴史を、江戸期から明治期にかけての北海道史とともにつづった大著。多数の公文書や資料に依拠した道路行政史の側面も併せ持つ、北海道初の道路通史。

目次

序 章
 一 みちのはじめ/二 アイヌのみち

第一章 松前藩・江戸幕府期
 一 松前藩の誕生/二 松前藩の商事/三 律令制国家の七道と駅馬/四 江戸幕府の五街道と伝馬
 五 松前藩の陸路と伝馬/六 ロシア船の根室半島着岸と蝦夷地開発構想
 七 ロシア使節ラクスマンの来航と江戸幕府の対応/八 択捉島と「大日本恵登呂府」の標柱
 九 道路開削の嚆矢/十 蝦夷地取締御用掛の東蝦夷地警衛/十一 択捉島の開発
 十二 ロシア使節レザーノフの来航と松前氏移封/十三 幕領時代の道路開削
 十四 松前氏復領時代/十五 箱館開港と江戸幕府の守備体制/十六 後幕領時代の道路開削

第二章 明治・大正・昭和前期
 一 明治新政府の箱館府と箱館戦争/二 開拓使の設置と「北海道」命名
 三 東本願寺の軍川捷道と有珠新道/四 開拓使雇教師頭取兼顧問ホーレス・ケプロン
 五 札幌本道の建設/六 開拓使組織の沿革/七 開拓使時代の道路/八 開拓使時代の陸運
 九 明治期前半の道路行政/十 函館縣・札幌縣・根室縣の設置
 十一 樺戸集治監・空知集治監・釧路集治監の設置/十二 北海道廳の発足
 十三 明治期後半の道路行政/十四 北海道廳官制の沿革/十五 北海道廳初期の道路開削
 十六 北海道十年計画/十七 北海道拓殖事業計画/十八 道路法の制定と北海道道路令
 十九 道路元標の設置/二十 北海道第二期拓殖計画

第三章 昭和後期
 一 緊急開拓事業と開拓道路/二 北海道綜合開発調査委員会の道路整備計画
 三 北海道開発庁の発足と北海道開発局の設置/四 北海道総合開発計画の策定と〝弾丸道路〟の建設
 五 通行料金を徴収することができる道路/六 (新)道路法の制定と北海道特例
 七 一級国道・二級国道・道道・開発道路/八 道路整備五箇年計画と揮発油税
 九 道路整備のための法制/十 高速自動車国道/十一 一般国道
 十二 道路整備事業の費用負担割合/十三 道路投資と財源/十四 北海道の道路延長

版元から一言

北海道開発局に勤め、長らく北海道の道路行政に携わった著者が、執筆に10年以上をかけてつづった大著。本書最大の特徴は、主として公文書に依拠した北海道の道路行政史を構築した点にある。同時に本書は、北海道おける道路発展史初の通史でもある。

著者プロフィール

上野 正人  (ウエノ マサヒト)  (

昭和10年、高知県幡多郡中村町(現四万十市)生まれ。33年、名古屋工業大学土木工学科卒業、建設省入省、北海道開発局出向、札幌開発建設部道路第一課橋梁係。38年、北海道開発局建設部道路建設課橋梁係。41年、北海道開発庁地政課開発専門官。47年、室蘭開発建設部道路第一課長。54年、函館開発建設部技術長。59年、北海道開発局建設部道路計画課長。60年、帯広開発建設部長。62年、札幌開発建設部長。63年、退職。平成2年、菱中建設株式会社取締役副社長。13年、退社。

上記内容は本書刊行時のものです。