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ワンダーボーイ キム・ヨンス(著) - クオン
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ワンダーボーイ

発行:クオン
四六判
364ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-904855-38-6
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2016年5月
書店発売日
登録日
2016年5月6日
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紹介

軍事政権下の1980年代の韓国社会を主人公15歳の少年を通して、寓話のように戯画化した作品である。
本作に度々登場するおびただしい宇宙的な数字は、数の世界を情緒的なレベルへと導く。「僕」は量子論の世界を知り「他の宇宙」の可能性を信じる。「3000億分の1」という地球の孤独と「1065億分の1」という「僕」の孤独。その宇宙的な孤独に出会うのと孤独を宇宙化することの間で、「僕」は成長していき、読者は宇宙的な労わりと癒しの瞬間と対面することができる。その労わりは「1065億個の中の一つというのは、ないのに等しいことではなく、とても特別なことを意味する」ということ、「私たちの夜が暗い理由は、私たちの宇宙がまだ若くて成長しているから」と。

版元から一言

前作『世界の果て、彼女』の翻訳出版から一年、キム・ヨンスの邦訳最新作!
装丁はいつもと同じく寄藤文平×鈴木千佳子のコンビ。

著者プロフィール

キム・ヨンス  (キム ヨンス)  (

1970年、慶尚北道生まれ。成均館大学英文科卒。93年、「文学世界」で詩人としてデビュー。翌年に長編小説「仮面を指して歩く」を発表し、高く評価されて以来、『グッバイ、李箱』で東西文学賞(2001年)、『僕がまだ子どもの頃』で東仁文学賞(2003年)、『私は幽霊作家です』で大山文学賞(2005年)、短編小説「月に行ったコメディアン」で黄順元文学賞(2007年)を受賞し、新時代の作家として注目されてきた。2009年「散歩する人々の五つの楽しみ」で韓国で最も権威ある李箱文学賞を受賞。韓国文学を牽引すると同時に、若者たちを中心に熱烈な支持を得る人気作家である。小説のほかエッセイ『青春の文章』『旅行する権利』『私たちが一緒に過ごした瞬間』など、作家・キム・ジュンヒョクとの共著『いつかそのうちハッピーエンド』なども、多くの読者を獲得している。

上記内容は本書刊行時のものです。