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漢書注釈書研究

洲脇 武志(著/文)
発行:游学社

A5判   472頁 
価格 6,000円+税

ISBN 978-4-904827-43-7   C3098

奥付の初版発行年月 2017年1月
書店発売日 2017年1月31日
登録日 2016年12月8日

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紹介

 現在我々が『漢書』を読む際に、まず目にするのが初唐に登場した顔師古校注『漢書』である。しかし、顔師古校注『漢書』が登場した後も、すぐに普及したわけではなく、それ以前の『漢書』と『漢書』注釈書が並行して読まれていた。そして顔師古校注『漢書』とそれ以前の『漢書』とは、体裁も本文も注も異なっていた。つまり、どの『漢書』注釈書を使用したかによって、『漢書』本文の理解に相違が生じ、注を付けられた文章の解釈も変化する可能性が生じるのである。
 したがって書き手(または読み手)がどの『漢書』、どの『漢書』注釈書を使用したか、或いは折衷していたのかなど、その受容の実態を明らかにすることは、当時の『漢書』の読み方を理解する上で重要であることは言うまでもなく、『漢書』の注を多く引用している注釈書―『文選』李善注・『後漢書』李賢注・『史記索隠』・『史記正義』などーや、その本文を唐代の人々がどのように読んでいたかを考える上でも重要な問題であるといえよう。
 そこで、本書では、初唐における『漢書』注釈受容の実態を解明するために、主に初唐に編纂された注釈書に引用されている『漢書』注釈を検討・考察していく。(本書より)

目次

序論
第一章 『漢書』注釈書概略
 第一節 顔師古校注『漢書』前史
 第二節 顔師古校注『漢書』の基本的性格とその成立の政治的背景
 第三節 顔師古校注 『漢書』と敦煌本『漢書集解』
第二章 「漢書音義」考
 第一節 『史記集解』所引「漢書音義」考
 第二節 『文選』李善注所引「漢書音義」考
 第三節 『後漢書』李賢注所引「前書音義」考
第三章 唐代における『漢書』注釈の受容
 第一節 『文選』李善注所引顔師古注考
 第二節 姚察『漢書訓簒』
 第三節 顧胤『漢書古今集義』
 第四節 漢の文帝遺詔と短喪制の行方ー「以日易月」を中心にー

結論
資料一 『史記集解』所引「漢書音義」と顔師古注
資料二 『史記集解』司馬相如列伝所引「漢書音義」と顔師古注
資料三 『文選』李善注引「漢書音義」と顔師古注
資料四 『後漢書』李賢注引「前書音義」と顔師古注
資料五 『文選』李善注所引顔師古注
あとがき/初出一覧

版元から一言

新進気鋭の研究者・洲脇武志氏が専門とする唐代、とりわけ『漢書』の注釈書を顔師古注を中心に、新たな視点で考察しています。豊富な資料をもとに検討・研究した労作です。

著者プロフィール

洲脇 武志(スワキ タケシ)

1980年新潟県三条市生まれ。
2011年、大東文化大学大学院文学研究科中国学専攻博士後期課程修了、博士(中国学)。
現在、実践女子大学・大東文化大学・非常勤講師。
著書、『編訳 中国歴史文献学史述要』(游学社、2014年、共訳)、『『朱子語類』訳注巻八十四~八十六』(汲古書院、二〇一四年、共訳)。

上記内容は本書刊行時のものです。