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理想の葬儀のかたち
生き方死に方ノート
- 初版年月日
- 2014年4月
- 書店発売日
- 2014年4月7日
- 登録日
- 2014年3月20日
- 最終更新日
- 2014年4月7日
紹介
葬儀や供養のスタイルは多様化の一途を辿っている。「家族葬」、「直葬」、そして遺骨を残さない「0葬」など。散骨や樹木葬などの「自然葬」、「永代供養墓」や「手元供養」も定着しつつある。高齢化、核家族化、宗教への不信、経済的問題などの社会的背景もさることながら、型にとらわれない、「自分らしい」葬儀・供養を行いたいという人も増えている。「お葬式をどうしようか」、現代人の誰もが抱える悩みに、様々な角度から応える一冊。
目次
第1章 新しい葬儀のかたち-自分自身の価値観で創る
・理想の葬儀のかたち①体験者が語る主張ある葬儀/柴田典子
・若手葬儀社座談会 若き葬儀社たちの"理想の葬儀"への飽くなき挑戦
・理想の葬儀のかたち②"理想の葬儀のための提言"/相澤由佳
・老舗葬儀社座談会 葬儀社こそ地域のキーパーソン 古き良きものと新しきを繋ぐ
第2章 理想の葬儀最前線-キーワードで見る最新事情
霊園・永代供養/終活講座・環境に優しい棺/遺影/エピローグドレス/手元供養/相続・法律サポート/エンディング・ナビゲーター
第3章 想いのある葬儀を行いたい
・対談 橋爪謙一郎氏&柴田典子氏「どうして葬儀は必要なのか?葬儀は誰のために行うのか?」
・データで読み解く「葬儀の現状」
・基礎からわかる葬儀のイロハ
・コラム 地域とともにある葬儀
第4章 葬儀社について知っておくべきこと-葬儀社選びのチェックポイント
・信頼できる葬儀社の見分け方
葬儀社にはどんな種類があるのか/あたってみなければ判らない どんな葬儀社なの?スタッフの対応は?/なぜ、事前相談は必要なのか/「葬儀費用」とはどういうものか?/見積書のチェックポイント/葬儀の収支…出費だけではない
・SOUGIなんでもQ&A
第5章 幸せな人生の最終章のために-シニアトラブル対処法
・PART1 リスクとトラブル「高齢者がこれから直面する問題と法的手続き」
・PART2 トラブルの実例「具体例から探るシニアの悩みと不安」
・PART3 実際の契約例「さまざまな契約を取り入れて万全の解決策を実現する」
・コラム 余命宣告を受けたら、まずすべきこと
第6章 相続をめぐるさまざまな問題-新税制で新たな対策が必要に
・新税制で相続はあなたの身にも
・相続とは何か
・相続の手順
第7章 宗教の今、そして未来のかたち-宗教者が果たすべき役割とは
・浄念寺副住職・名和清隆&龍原寺副住職・宮坂直樹
・長昌寺住職・田口誠道
・證大寺住職・井上城治
・静林山観音寺住職・太田恭照
第8章 理想の葬儀のためのこだわり情報-私たちの思いを伝えたい
前書きなど
これ1冊で葬儀の現在(いま)がわかる!
葬儀は、「故人を弔い」そして「故人との別れ」を受け止め、残された人がいかに生きていくのための、かけがえのない時間です。
自分にとっての「理想の葬儀のかたち」、それは家族葬かもしれませんし、無宗教の葬儀かもしれませんし、お寺の扉を叩く事につながるかもしれません。それぞれのありようについて、本書では入門的な知識から宗教者たちの思いまで、多角的にアプローチしました。「葬儀という時間と空間への思い」を核に、十人十色の理想のかたちをつくりあげる。本書がその一助となれば、それ以上の喜びはありません。
版元から一言
命は致死率100%。誰もが必ず死を迎えます。
終わるから今を生きられるとも思います。
一方で、命の終わらせ方は、なかなか厄介だとも思います。
葬儀は不要、直葬、といった流れの背景にも
高齢化、核家族化、宗教への不信、経済的問題など
それぞれに事情があります。
今、究極の簡略化「0(ゼロ)葬」まで飛び出しています。
是か非かではなく、「葬儀」とは何なのかを
いろんな角度から考えてみました。
名付けて「生き方死に方ノート」です。
上記内容は本書刊行時のものです。