版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
甦る竪琴 喜多崎 親(著/文) - 羽鳥書店
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

甦る竪琴 (ヨミガエルタテゴト) ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷 (ギュスターヴ・モローサクヒンニオケルシジンイメージノヘンセン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:羽鳥書店
A5判
縦216mm 横154mm 厚さ23mm
重さ 500g
288ページ
上製
価格 4,200円+税
ISBN
978-4-904702-84-0   COPY
ISBN 13
9784904702840   COPY
ISBN 10h
4-904702-84-0   COPY
ISBN 10
4904702840   COPY
出版者記号
904702   COPY
Cコード
C3070  
3:専門 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月10日
書店発売日
登録日
2021年1月18日
最終更新日
2021年2月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

画家が生涯描きつづけた詩人の主題。そこに託したメッセージとは何か。
ギュスターヴ・モロー(1826-98)が、1860年代から晩年にかけて制作した6つの作品を対象に生成過程を分析し、詩人イメージがいかに形成され変容していったかを明らかにする。19世紀後半、新しい芸術の担い手たちが次々に登場する時代、新しい歴史画を模索したモローは、独自の図像を生み出していった。

目次

序論 
第一章 インスピレーションの寓意──「ヘシオドス」テーマの変奏
第二章 哀悼の神話──新しい神話画としての《オルフェウス》
第三章 オリエント幻想──《聖なる象》の異国趣味
第四章 詩想の喪失──《人類の生》の二つのヴァージョン
第五章 浄化と再生──《ユピテルとセメレ》の逸脱
第六章 甦る竪琴──《死せる竪琴》と終末のヴィジョン
結論
あとがき
文献一覧/図版一覧/索引

著者プロフィール

喜多崎 親  (キタザキ チカシ)  (著/文

成城大学文芸学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院教授などを経て現職。専門は19 世紀フランス美術史、特に近代の宗教画や象徴主義。著書に『聖性の転位――九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、2011)、編著に『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著、岩波書店、2005)、『近代の都市と芸術1 パリI 』(竹林舎、2014)、『前ラファエッロ主義――過去による19世紀美術の革新』(三元社、2018)など。

上記内容は本書刊行時のものです。