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圓教寺奥之院 吉田 扶希子(編) - 書寫山圓教寺
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取引取次: 鍬谷|地方小
直接取引:あり(自社)

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圓教寺奥之院 (エンギョウジオクノイン) 開山堂と護法寺 (カイザンドウトゴホウジ)

哲学・宗教
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A5判
264ページ
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-904213-58-2   COPY
ISBN 13
9784904213582   COPY
ISBN 10h
4-904213-58-0   COPY
ISBN 10
4904213580   COPY
出版者記号
904213   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年5月
書店発売日
登録日
2018年4月12日
最終更新日
2018年5月15日
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紹介

平安の頃より一千年の法灯を守り継ぎ,広大な山上伽藍に鎮座する播磨国書寫山圓教寺・奥之院。
2009年,開基・性空上人の御真骨の発見を契機に行われた最新調査をもとに,開山堂・護法堂(国指定重要文化財)の優れた建築意匠,平安・鎌倉期の仏像など,奥之院の全貌を明らかにする。
開創1050年を記念して,日本史に刻まれる同寺の足跡と貴重な文化財を全10巻で紹介する。

◉圓教寺叢書刊行予定(年1~2冊刊[*続刊])
第1巻 圓教寺奥之院~開山堂と護法堂
第2巻 古文書編
第3巻 考古学編1
第4巻 考古学編2
第5巻 建造物編*
第6巻 彫刻編
第7巻 絵画編
第8巻 伝承・人物史編
第9巻 文学・芸能編
第10巻 通史編
※「圓教寺叢書」は、兵庫県姫路市に所在する書寫山圓教寺に関して、主として同寺所蔵史資料に基づき、考古学、文献史学、建築学、仏教美術(絵画・彫刻・仏像)、民俗学の各分野にわたっての研究成果を纏めるものである。

◉第1巻執筆者
 岩田茂樹 奈良国立博物館上席研究員
 黒田龍二 神戸大学教授
 狭川真一 公益財団法人元興寺文化財研究所副所長
 森下大輔 元加東市教育委員会職員
 𠮷田扶希子 西南学院大学非常勤講師
 大樹玄承 圓教寺執事長/塔頭仙岳院住職

目次

 『圓教寺叢書』刊行にあたって
 圓教寺の来歴
第一部 開山堂
 第一章 山上の霊地・開山堂~建築の特徴
 第二章 棟札に見る履歴
 第三章 須弥壇下の遺構・遺物
 第四章 開山堂の仏像~本尊性空上人像ほか
 第五章 奥之院開山堂の法要 
第二部 護法堂・拝殿・不動堂
 第一章 書寫山の鎮守社・護法堂と拝殿、不動堂~建築の特徴
 第二章 棟札に見る履歴
 第三章 護法童子像と本地仏
 第四章 護法童子の伝承
編集後記/執筆者紹介

前書きなど

◉「『圓教寺叢書』刊行にあたって」より 第一四〇世長吏探題大僧正 大樹孝啓
 私は大正十三年(一九二四)に生まれた。今日よくよく考えてみれば、この山で上人様が辿ってこられた全ての御行跡それぞれの一千年の節目に出会ってきたことが最大の勝縁となった。一千年御遠忌法要をはじめたのは平成十八年であった。十年を掛けて行ってきた報恩の遠忌法要が終わろうとする平成二十八年、それはまた御入山一〇五〇年であり、その節目に出会えることができた。
 昭和から平成と千年の節目を繰り返し、今また御遺徳を顕彰し繫ぎ伝えてきた先徳の御恩に報いたい。節目にあたり思うのは開創の精神、そして受け継ぎ伝えてきた先徳たちの歴史にアプローチすることである。
 開創一〇五〇年を記念して、『圓教寺叢書第1巻』を刊行し、諸先徳の恩に報いることが、社会の報恩への第一歩と考える。遠い未来であっても訪れる次の千年までも伝えていく決意の表明とお察しいただければ幸いである。

上記内容は本書刊行時のものです。