....
【利用可】
書店員向け情報 HELP
病棟から出て地域で暮らしたい
精神科の「社会的入院」問題を検証する
発行:やどかり出版
A5判
定価
1,000円+税
- 初版年月日
- 2014年9月
- 書店発売日
- 2014年9月22日
- 登録日
- 2014年10月8日
- 最終更新日
- 2014年10月8日
紹介
病棟転換型居住系施設問題は、看過できない社会問題である精神科病院への「社会的入院」を見かけ上解決してしまおうという動きでした。しかし、日本における「社会的入院」には、歴史的な背景の中、根深い問題が横たわっています。
本書は、「社会的入院」問題の背景、その本質を伝えつつ、改革への具体的方策を描き出しています。また、3200人が集まった日比谷野外音楽堂での緊急集会でのリレートークが掲載されています。この人たちの声を社会に広く伝えたい、そんな思いを込めて本書が出版されました。
全国各地で開催される集会や学習会の資料としても、ご活用いただければと思います。
目次
はじめに 太田修平
第1部 障害者権利条約からみた「社会的入院」問題
第1章「病棟転換型居住系施設」問題の背景と危険性 長谷川利夫
第2章 社会的入院問題の背景と改革への視座 藤井克徳
第3章 社会的入院の真の解決に向けて 増田一世
第2部 生活するのは普通の場所がいい
第1章 新たな局面を迎えた精神障害分野 増田一世
第2章 6・26緊急集会リレートーク (精神科病院への長期入院経験者、障害当事者、家族、支援者など21名)
あとがき 伊澤雄一
上記内容は本書刊行時のものです。