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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:25:"宗教的回心の研究 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-904117-98-9";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:297:"人はなぜ回心するのか、従来の社会学、心理学の領域における研究成果を活かし、宗教学の立場から論じた宗教的回心研究の集大成。研究初期キリスト教から現代カルトまで、回心、入信、改宗のメカニズムを解明する。";s:6:"author";s:49:"ルイス・R・ランボー(著/文)…他3名";s:10:"publishers";s:36:"ビイング・ネット・プレス";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:36:"ビイング・ネット・プレス";s:12:"release_date";i:1408892400;}

宗教的回心の研究
Understanding Religious Conversion

哲学・宗教 ラノベ

ルイス・R・ランボー(著), 渡辺 学(訳), 高橋 原(訳), 堀 雅彦(訳)
発行:ビイング・ネット・プレス

A5判   288頁  並製
定価 3,600円+税

ISBN 978-4-904117-98-9   C3014
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2014年8月
書店発売日 2014年8月25日
登録日 2014年8月1日

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紹介

人はなぜ回心するのか、初期キリスト教から現代カルトまで、回心、入信、改宗のメカニズムを解明する。従来の宗教的回心の研究は、人文学的方法論と社会学的な方法論から包括しようとしている。ランボーの研究の大きな特徴は、これらの先行研究となる事例研究の積み重ねや回心研究を土台にして、宗教学的側面から、宗教的回心論を構築することにある。その意味で、さまざまなカテゴリーの中で先行研究がどのようなことを主張してきたのかが概観できるというメリットがあり、ある意味で回心研究の集大成という意味をもっていると言えよう。

目次

まえがき
謝 辞
序 文
第一章 モデルと方法
第二章 文 脈
第三章 危 機
第四章 探 究
第五章 伝道者
第六章 伝道者の戦略
第七章 伝道者と回心者との出会い
第八章 相互作用
第九章 献 身
第十章 帰 結
結 論
 訳者あとがき
 注
 訳注
 文献目録

前書きなど

本書は、現代の世界において信仰がいかにして可能かという問いに答えようとする学術的な企てであるとともに個人的な旅路でもある。人々に回心(conversion)を可能にする要因は何か。われわれはどのようにさまざまな回心を説明するのか。われわれは、どのように(あるいはおそらく、なぜ)回心の性質を評価するのか。こういった問いが私につきまとい、宗教的回心現象を理解しようとするようにと私を駆り立てる。
本書の内容について研究し本書を執筆する過程は冒険であった。私の回心研究は、十年以上も前にはじまり、手はじめに心理学の文献を幅広く読みあさった。まもなく、私は個人や集団の宗教的変化の本質を解釈するには心理学だけでは十分でないと感じはじめて、とりわけ「カルト」や「新宗教運動」の本質を探究するために社会学の研究に向かった。社会学の文献をさらに深く読むにつれ、文化的な問題の重要性を考慮しはじめたとき、社会学の限界もまた明らかになった。文化人類学に着手するようになってから、回心過程に新たな洞察を約束する興味深い学問分野が明らかになった。(略)
本書が個人的な問題や社会的な問題や文化的な問題の重要性を組み入れながらも宗教的な視点を尊重しているので、宗教的な人々が本書のことを有用であり興味深いと思ってくれることを願っている。私はまた、本書が回心の宗教的解釈の地平を広げてくれることを期待している。

著者プロフィール

ルイス・R・ランボー()

1943年生。アメリカ合衆国テキサス州生まれ。エール大学大学院(神学修士)、シカゴ大学大学院(文学修士)、シカゴ大学大学院(哲学博士)。現在、サンフランシスコ神学院研究教授。神学大学院連合(GTU)でも教鞭をとる。専攻は心理学と宗教。
著書 『キリスト教教育』(共著、1981年)『離婚するクリスチャン』(1983年)、『回心ハンドブック』(共著、1992年)『宗教的回心の研究』(1993年)(本書)、共編『オクスフォード宗教的回心ハンドブック』(2014年)など。

渡辺 学(ワタナベ マナブ)

1956年生。千葉県生まれ。文学博士。南山大学文学部専任講師、ハーバード大学世界宗教研究センター上級研究員、同大学ライシャワー日本研究所客員研究員を経て、現在、南山大学人文学部教授。専攻は宗教学、宗教心理学。
著書 『ユングにおける心と体験世界』(春秋社、日本宗教学会賞受賞)、『ユング心理学と宗教』(第三文明社)、『宗教心理の探究』(共著、東京大学出版会)、『カルトとスピリチュアリティ』(共著、ミネルヴァ書房)など。

高橋 原(タカハシ ハラ)

1969年、東京都生まれ。文学博士。国際宗教研究所研究員、東京大学文学部宗教学研究室助教を経て、東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座准教授。研究分野は宗教心理学、近代日本の知識人宗教。
主な著書に『ユングの宗教論』(専修大出版局)、論文に「新佛教徒とは誰か」(科研報告書『近代日本における知識人宗教運動の言説空間』新佛教研究会編)、「誰が話を聴くのか?──被災地における霊の話と宗教者」『死生学年報2014』(東洋英和女学院大学死生学研究所)など。

堀 雅彦(ホリ マサヒコ)

1967年、北海道美幌町生まれ。南山宗教文化研究所非常勤研究員、北星学園大学ほか非常勤講師。研究分野は主に欧米の哲学者の宗教思想。
共著として鶴岡賀男・深澤英隆編『スピリチュアリティの宗教史・上巻』(リトン社)、櫻井義秀・三木英編『よくわかる宗教社会学』(ミネルヴァ書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。