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霊術家の黄金時代
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年5月
- 書店発売日
- 2014年5月1日
- 登録日
- 2014年1月19日
- 最終更新日
- 2014年5月1日
紹介
明治末から昭和初めにかけて出現し、病気治しや催眠術、健康法、霊との交流などに活躍した霊術家たちの破天荒な生涯と共に、その歴史的な意味を探る。催眠術で病気を治す清水英範、気合いで病気を治す浜口熊嶽、屈伸運動の健康法を開発した坂本屈伸、鎮魂帰神の浅野和三郎等々。西洋医学と科学に対する対立軸として、裏の医術として代替医療家的な役割を果たし、急激な近代化によって失われていった日本的なる者たち。彼らはどのような社会的・文化的背景の中で歴史に登場し、去って行ったのか。
目次
序 〈 大宮司朗 〉
第一章 呪術から霊術への道点 【藤田西湖・萩原心眼】
第二章 幻の霊術家群像 【浜口熊嶽】
──大衆とともに歩んだ霊術家たちの素顔
第三章 清水英範と霊術家の時代 【清水英範】
第四章 新宗教と超能力の原景に迫る 【田中守平】
第五章 古神道行法と霊術 【松原皎月・松本道別】
──霊術でソフト化された昭和の鎮魂帰神法
第六章 大霊能者の黄金時代 【浅野和三郎】
──心霊科学の鬼才、浅野和三郎研究
第七章 荒深道斉の有史以前研究への超心理的
アプローチ 【荒深道斉】
第八章 西坂祐瑞師の超常治療〝イメージ手術〟 【西坂 瑞】
第九章 〝裏の医術〟としての霊術 【村田桑石】
第十章 健康法の黄金時代
──近代日本における健康法の成立 【坂本屈伸】
版元から一言
明治末から昭和初め活躍した2万から3万と言われている霊術家たちの破天荒な生涯と共に、その歴史的な意味を探る。
硬派な専門書ではないが、アカデミックな学問領域から取り残された、民間宗教、民間医療の研究書である。
上記内容は本書刊行時のものです。