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デオダ・ド・セヴラック 椎名亮輔(著/文) - アルテスパブリッシング
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デオダ・ド・セヴラック (デオダドセヴラック) 南仏の風、郷愁の音画 (ナンフツノカゼ、キョウシュウノオンガ)

芸術
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A5判
248ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-903951-46-1   COPY
ISBN 13
9784903951461   COPY
ISBN 10h
4-903951-46-4   COPY
ISBN 10
4903951464   COPY
出版者記号
903951   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2011年9月
書店発売日
登録日
2011年8月19日
最終更新日
2021年2月17日
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書評掲載情報

2011-10-16 朝日新聞
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紹介

デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)は19世紀から20世紀への時代の転換期に、フランス楽壇の中心であるパリから距離を置き、 南仏を拠点に活躍した作曲家。「地域主義」ともよばれる独自の創作美学を標榜・実践し、ピアノ曲《ラングドックにて》をはじめとする珠玉の作品は、師ダンディをはじめ、ラヴェルやドビュッシーも絶賛した。舘野泉をはじめ、その作品に魅せられたピアニストは数多い。フランス近現代音楽および現代思想を研究する著者が、セヴラックの思想や作品の投げかける現代へのメッセージを読み解く本邦初の伝記。巻末に作品表、年譜、ディスコグラフィを付した。
〈叢書ビブリオムジカ〉シリーズ、創刊第2弾!

目次

本書の出版に寄せて(ピエール・ギヨー)

デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画

あとがき

索 引
作品表
年 譜
ディスコグラフィ
参考文献
譜 例

前書きなど

本書の出版に寄せて

 デオダ・ド・セヴラックは、今まで「地方作曲家」として、それゆえ「二流」として、あまりにおとしめられてきました。しかし、今回、日本の椎名亮輔氏が本書を著してくれたことによって、この「地中海人」が一種の普遍性を得ることができました。日本ではここ数十年間、セヴラックへの興味が沸き起こりつつあります。それはまず、彼の個性あふれる魅力的な作品が、日本の演奏家たちを魅了してきたことがあったでしょう。本書はそのような動きのただなか、まさに絶好の時に発表されるといってもいいでしょう。私は椎名氏にセヴラックに代わって謝辞を呈したく思います。また、本書がその正当な価値によって評価されることを期待しています。

 2011年3月10日

 パリ大学ソルボンヌ校(パリ第四大学)名誉教授 ピエール・ギヨー

著者プロフィール

椎名亮輔  (シイナ リョウスケ)  (著/文

1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程をへて、ニース大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士取得。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学音楽学科教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)。主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ドメル=ディエニー『演奏家のための和声分析と演奏解釈』(シンフォニア)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。