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オルティス 変奏論
16世紀ディミニューション技法の手引き書
- 出版社在庫情報
- 絶版
- 初版年月日
- 2010年1月
- 書店発売日
- 2010年1月15日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2010年12月17日
紹介
ルネサンス音楽の生きた姿を伝える演奏技法書、450年の時を超えてついに日本語版刊行!
16世紀スペインの作曲家ディエゴ・オルティスによる変奏・装飾法の名著を、日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の平尾雅子が翻訳。ルネサンス音楽を学ぶすべての声楽家・楽器奏者・研究者必読! 最新の研究成果を盛り込んだ詳細な解説付き。
目次
推薦状──邦訳に寄せて(ジョルディ・サバール)
監修者のことば(濱田滋郎)
凡例
まえがき
解説
1.『変奏論』と3 種類の資料
2.『変奏論』のタイトルをめぐって
3.スペイン語版とイタリア語版の比較
4.オルティスの生涯と作品
5.『変奏論』で扱われている楽器,ヴィオラ・ダ・ガンバについて
6.ヴィオラ・ダ・ガンバの成立とイタリアでの発展
7.第1部とディミニューション
8.第2部と対旋律
9.ディミニューション技法とその様式について
10.16世紀のヴィオラ・ダ・ガンバの調弦法
11.M.プレトーリウスのヴィオラ・ダ・ガンバ属にかんする記述
12.ルネサンス時代の音高表記
13.音符の上の臨時記号について
14.レセルカーダにおけるメンスーラとテンポ
15.本書の現代譜について
16.16世紀の日本と南蛮音楽
ディエゴ・オルティス『変奏論』
第1部
第2部
文献表
あとがき
付録 パート譜
版元から一言
本書は、1553年にスペインの作曲家ディエゴ・オルティスが出版した『変奏論』の邦訳です。この本が書かれたルネサンス時代の音楽には装飾的な即興が不可欠で、当時の装飾的変奏例を数多く例示した本書は歴史的にもたいへん貴重な著作のひとつです。翻訳および解説は日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者である平尾雅子さんによるもの。古楽演奏がさかんな今日、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。