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オルティス 変奏論 ディエゴ・オルティス(著) - アルテスパブリッシング
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オルティス 変奏論 (オルティスヘンソウロン) 16世紀ディミニューション技法の手引き書 (ジュウロクセイキディミニューションギホウノテビキショ)

芸術
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A4判
236ページ
上製
定価 7,600円+税
ISBN
978-4-903951-26-3   COPY
ISBN 13
9784903951263   COPY
ISBN 10h
4-903951-26-X   COPY
ISBN 10
490395126X   COPY
出版者記号
903951   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2010年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2010年12月17日
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紹介

ルネサンス音楽の生きた姿を伝える演奏技法書、450年の時を超えてついに日本語版刊行!
16世紀スペインの作曲家ディエゴ・オルティスによる変奏・装飾法の名著を、日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の平尾雅子が翻訳。ルネサンス音楽を学ぶすべての声楽家・楽器奏者・研究者必読! 最新の研究成果を盛り込んだ詳細な解説付き。

目次

推薦状──邦訳に寄せて(ジョルディ・サバール)
監修者のことば(濱田滋郎)
凡例
まえがき

解説
 1.『変奏論』と3 種類の資料
 2.『変奏論』のタイトルをめぐって
 3.スペイン語版とイタリア語版の比較
 4.オルティスの生涯と作品
 5.『変奏論』で扱われている楽器,ヴィオラ・ダ・ガンバについて
 6.ヴィオラ・ダ・ガンバの成立とイタリアでの発展
 7.第1部とディミニューション
 8.第2部と対旋律
 9.ディミニューション技法とその様式について
 10.16世紀のヴィオラ・ダ・ガンバの調弦法
 11.M.プレトーリウスのヴィオラ・ダ・ガンバ属にかんする記述
 12.ルネサンス時代の音高表記
 13.音符の上の臨時記号について
 14.レセルカーダにおけるメンスーラとテンポ
 15.本書の現代譜について
 16.16世紀の日本と南蛮音楽

ディエゴ・オルティス『変奏論』
 第1部
 第2部

文献表
あとがき
付録 パート譜

版元から一言

本書は、1553年にスペインの作曲家ディエゴ・オルティスが出版した『変奏論』の邦訳です。この本が書かれたルネサンス時代の音楽には装飾的な即興が不可欠で、当時の装飾的変奏例を数多く例示した本書は歴史的にもたいへん貴重な著作のひとつです。翻訳および解説は日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者である平尾雅子さんによるもの。古楽演奏がさかんな今日、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

著者プロフィール

ディエゴ・オルティス  (ディエゴオルティス)  (

16世紀スペインの作曲家

平尾 雅子  (ヒラオ マサコ)  (訳・解説

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。京都に生まれる。国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを故大橋敏成,音楽学を高野紀子の各氏に師事。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サバール,室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事。演奏家ディプロマを得て同校を卒業後,オランダのデン・ハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事。在欧中はサバール率いるアンサンブル「エスペリオンXX」のメンバーとして活躍した。
帰国後は,多数のリサイタル,室内楽コンサート,レコーディングで内外の名手と共演するいっぽう,フランス,イタリア,韓国などの国際古楽フェスティヴァルにも出演。近年では「エスペリオン XXI」の日本ツアーやヨーロッパ各地での公演にもふたたび参加している。
コジマ録音(ALM)よりCD『マラン・マレの横顔』I-V(いずれも『レコード芸術』誌特選盤。IVは第45回レコード・アカデミー賞受賞)『J.S. バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲他』,マイスターミュージックより『ダニューブ河のこだま』(『レコード芸術』誌特選盤),『王のパヴァーヌ』等をリリース。
京都市立芸術大学非常勤講師。富山古楽協会セミナー講師。

濱田 滋郎  (ハマダ ジロウ)  (監修

音楽評論家,スペイン文化研究家。
1935年東京生まれ。1960年頃より翻訳,雑誌への寄稿,レコード解説などの仕事につく。1978-2004年,東京藝術大学,桐朋学園大学音楽部,立教大学,東京外国語大学ほかで講師をつとめる。1988,90年,ハバナ国際ギター・フェスティバル & コンクールに審査員・講演者として招かれる。主要著書:『スペイン音楽のたのしみ』(音楽之友社)『フラメンコの歴史』,『エル・フォルクローレ』(晶文社)。訳書多数。
現在,日本フラメンコ協会会長,スペイン音楽こだまの会主宰。1984年,第3回蘆原英了賞受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。