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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
遠野のいまと昔
もうひとつの『遠野物語』を歩いて
四六判
200ページ
上製
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年7月
- 書店発売日
- 2015年7月29日
- 登録日
- 2015年6月18日
- 最終更新日
- 2015年7月27日
紹介
柳田国男が100年以上前に書いた『遠野物語』。このストーリーを現代から読み直していくとき、2011年の東日本大震災にぶつかり、その価値はいやがうえにもたかまってきた。本書では、“遠野”の伝承や信仰、昔話や言い伝え等のなかに現れてきた一揆や自然環境の問題という史実の姿を、“遠野”に魅せられた歴史学者が現地を歩きながら検証する。さらに、『遠野物語』を生かして文化行政を掲げ、震災へ対応した姿が「遠野モデル」として全国から注目された遠野市の姿を通し、震災を経た現在において地方自治体が文化行政に取り組む事の意味を考える。
目次
まえがき
1 葉舟と喜善の柳田国男との出会い
2 遠野郷とは
3 紀行で遠野への地図を描き出す
4 性霊と遠野の風土
5 信仰と伝統と怪談のなかで生きた庶民
6 伝説が語る遠野らしさ
7 伝承の虚実
8 柳田国男に傾倒した桑原武夫と三島由紀夫
9 いまの遠野に魅せられて
10 東日本大震災と遠野
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。