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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:46:"日本におけるリトミックの黎明期 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-903355-58-0";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:294:"日本のリトミックは,白井規矩郎らによって着目され,小林宗作らによって,音楽教育法として再認識され,普及していった。その記憶と記録を日本におけるリトミックの発展期・充実期を担う後進に伝えるべく編纂。";s:6:"author";s:24:"板野 晴子(著/文)";s:10:"publishers";s:15:"ななみ書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"ななみ書房";s:12:"release_date";i:1460300400;}

日本におけるリトミックの黎明期 日本のリズム教育へ リトミックが及ぼした影響

教育 ラノベ

板野 晴子(著)
発行:ななみ書房

A5判   140頁  並製
定価 3,000円+税

ISBN 978-4-903355-58-0   C3073
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2016年3月
書店発売日 2016年4月11日
登録日 2016年2月12日

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紹介

ジャック=ダルクローズの創案によるリトミックは,日本では白井規矩郎,倉橋惣三,石井漠らによって着目され,小林宗作,天野蝶,板野平らによって,音楽教育法として再認識され,普及していった。本書は,その記憶と記録を日本におけるリトミックの発展期・充実期を担う後進に伝えてゆくことを目的としている。本著の内容は,この導入期へ辿り着くまでの潮流の一端を明らかにすることが中心となっている。

目次

はじめに
第1章 日本のリトミック導入に影響を与えたジャック=ダルクローズの教育思想
1 ジャック=ダルクローズの出生とリトミックの概要
  ① ジャック=ダルクローズの幼年期の環境
  ② 修業時代
  ③ ジャック=ダルクローズの活躍の地
  ④ リトミックの概要
2 ジャック=ダルクローズに影響を与えた思想家らの教育観
  ① ルソーの教育観とジャック=ダルクローズの教育観
    1 同国民としての共通点
    2 ジャックーダルクローズが述べたルソー
    3 ジャン=ジャック・ルソーの音楽教育論
  ② ペスタロッチの教育観とジャック=ダルクローズの教育観
  ③ フレーベルの音楽教育観とジャック=ダルクローズの音楽教育観

第2章 白井規矩郎による体操教育とリトミック
1 白井規矩郎によるリズムに合わせて行う身体運動
  ① 白井規矩郎研究の課題と設定
  ② 先行研究
  ③ 白井規矩郎の著作について
  ④ 教科書・指南書の作成と遊戯
    1 音楽教科書の作成
    2 白井規矩郎による遊戯
2 体操教育との関連
  ① 成瀬仁蔵の身体教育と音楽観
  ② 白井規矩郎の身体教育と音楽観
  ③ 白井規矩郎による韻律体操の取り組み
    1 リトミックりの実践と紹介
    2 白井規矩郎のリトミック観
  ④ 体操教育への導入者としての役割

第3章 倉橋惣三による幼児教育とリトミック
1 倉橋惣三のリズム教育の理念に関する一考察
  ① 倉橋惣三研究の課題と設定
  ② 資料『幼児の教育』について
  ③ 倉橋惣三の幼児教育観とジャック=ダルクローズのリズム教育観
2 倉橋惣三のリズム教育観の変遷
  ① 幼児教育における動きの重要性
  ② 幼児教育へのリトミックについての否定的見解
  ③ 幼児教育へのリトミックについての肯定的見解
  ④ 幼児教育へのトミック導入の検討者としての役割

第4章 石井漠による舞踊教育とリトミックの導入
1 石井漠によるジャック=ダルクローズのリズム観の受容に関する研究
  ① 石井漠研究の課題と設定
  ② 先行研究
  ③ 石井漠がリトミックを紹介されるまでの経緯
    1 石井漠と帝国劇場
    2 石井漠が山田耕筰から受けた示唆
2 石井漠の述べる「舞踊詩」と舞踊観
  ① 石井漠の「舞踊詩」の理念
  ② 石井漠の舞踊観
    1 音楽的要素(伴奏)
    2 絵画的要素(衣装,背景)
     文学的要素
  ③ 舞踊の純粋化のためのリトミック活用者としての役割

第5章 日本の音楽教育へのリトミック導入に関わった人物 
1 小林宗作の果たした役割とその背景
  ① 小林宗作によるリトミック導入の経緯
  ② 小林宗作の音楽教育観
  ③ 小林宗作の果たしたリトミック導入における役割
2 天野蝶の果たした役割とその背景
  ① 天野蝶によるリトミック導入の経緯
  ② 天野蝶の音楽教育観
  ③ 天野蝶の果たしたリトミック導入における役割
3 板野平の果たした役割とその背景
  ① 板野平によるリトミック導入の経緯
  ② 板野平の音楽教育観
  ③ 板野平の果たしたリトミック導入における役割
  まとめ
 おわりに

著者プロフィール

板野 晴子(イタノ セイコ)

板野晴子(いたの・せいこ)
 1986年 武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業,学士(芸術)
 2002年 信州大学大学院教育学研究科修了,修士(教育学)
 2014年 明星大学通信教育課程人文学研究科教育学専攻後期課程修了,博士(教育学)
 現 在 立正大学社会福祉学部子ども教育福祉学科准教授
 日本ダルクローズ音楽教育学会常任理事
 リトミック研究センター指導者資格ディプロマA取得者
 [主な著書]
 『保育指導法 子どもの遊びとその環境』保育出版社,1999年(分担執筆)
 『リトミック研究の現在』開成出版,2003年(分担執筆)
 『リトミック実践の現在』開成出版,2008年(分担執筆)
 『ピアノレッスンのためのリトミック』カワイ出版,2012年(分担翻訳)
 『リトミックの理論と実践の調和をめざして』開成出版,2015年(分担執筆)
 『日本の音楽教育へのリトミック導入の経緯』風間書房,2015年(単著)

上記内容は本書刊行時のものです。