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教養のコンツェルト
新しい人間学のために
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年4月
- 書店発売日
- 2011年4月20日
- 登録日
- 2011年3月31日
- 最終更新日
- 2016年5月31日
紹介
人間について、自然について、環境について「学ぶ」こと。
多様性を生きるために。自然と文化の境界を超えて!
「教養」とは何か、「教養の力」とは何なのか。
教養学の愉しき世界――リベラルアーツの時間
先導する知から総合する知へ。知の新しい世界へ。
心を耕す力、生きることを考える力、物事のよしあしを見分ける力、苦悩する力、逞しく生きる力、助け合う力を、どのように学ぶのか。
本書は、京都大学大学院人間・環境学研究科(略称「人環」)が「自然と人間との共生」という理念のもとに、21世紀における人間と環境との新しいかかわりを模索してゆくために発刊している『人環フォーラム』(No.1~26)のうちの、知の先導者たち、知の探検者たちとの歓談、共同討議の記録を、元編集長の高橋義人教授を代表編者として纏めるものである。
目次
1 自然と文化の境界を超えて
2 創造性のある人間とは
3 「森林の文化」を再考する
4 ポスト京大百周年を考える
5 「考古学ブーム」を再考する
6 科学は悪魔か
7 聖なる時間、聖なる空間とは
8 映画学と国立大学の未来
9 東アジアの過去、現在そして未来
10 ゲノムと哲学
11 曼荼羅を語る
12 理系の知と文系の知
13 時間とあいだ
14 生と死のあいだ
15 大学論・学問論
16 坊主と職人
17 学問の宗教的背景
18 四則のできない大学生
19 京都学派の伝統を背負って
20 人文・社会科学の新しいパラダイムを求めて
21 エコ感覚とライフスタイル
22 西欧の「雰囲気」と日本の「気」
23 日本は地震の活動期に入ったか
24 湖の文化と砂漠の文化
25 社会的共通資本
26 博物館あれこれ
前書きなど
【参加者】(登場順)
梅棹忠夫/井上民二/養老孟司/松沢哲郎/河合雅雄/北村昌美/斎藤清明/筒井清忠/東 正彦/佐原 真/田中 琢/岡田節人/芦津丈夫/岩田慶治/山田孝子/蓮實重彦/上田正昭/金 東勲/中村桂子/篠原資明/杉浦康平/頼富本宏/有馬朗人/木村 敏/大澤真幸/島薗 進/カール・ベッカー/西島安則/児嶋眞平/佐藤文隆/上山安敏/西村和雄/林 哲介/上田閑照/川島昭夫/田邊玲子/横山俊夫/日高敏隆/浅野耕太/ゲルノート・ベーメ/小川 侃/尾池和夫/嘉田由紀子/勝又直也/宇沢弘文/川那部浩哉/松田 清
【司会・聞き手】
福井勝義/高橋義人/間宮陽介/佐伯啓思/田中耕司/加藤幹郎/山田 誠/宮崎興二/稲垣直樹/阪上雅昭
上記内容は本書刊行時のものです。