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せたがや 中世拾い歩き 谷山敦子(著) - 之潮
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取引取次: JRC|八木
直接取引:あり(その他)

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せたがや 中世拾い歩き (セタガヤ チュウセイヒロイアルキ)

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発行:之潮
A5判
縦210mm 横150mm 厚さ10mm
重さ 320g
180ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-902695-36-6   COPY
ISBN 13
9784902695366   COPY
ISBN 10h
4-902695-36-7   COPY
ISBN 10
4902695367   COPY
出版者記号
902695   COPY
Cコード
C1025  
1:教養 0:単行本 25:地理
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年6月15日
書店発売日
登録日
2021年6月22日
最終更新日
2021年6月22日
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紹介

世田谷の地面から「江戸以前」の余薫が零れ出る。
時空と地形にわたる、ひとり街歩きのモデル誕生!
古地図・旧版地形図計32点、写真57点 

目次

1 鉤の手と寺院の配置
 ―世田谷新宿と矢倉沢往還         
2 楽市のころ 
―続・世田谷新宿と矢倉沢往還
3 用賀口を過ぎて
―三本の矢倉沢往還の盛衰を測る                          
4 常盤塚を過ぎて 
―四本の芝道を考える            
5 塚めぐり 
―「境界」への小さな旅                
6 此岸と彼岸をつなぐ橋 
―熊野信仰の空間を行く
7 そして熊野神社は残った 
―熊野先達満願寺と檀那吉良氏
8 坂の太子堂 
―善光寺聖の足跡を訪ねる 
9 武士の城館と道と川 ①
―洪水に流された?木田見館
10 武士の城館と道と川 ②
―地侍大平清九郎の天地
11 生と死をめぐるトライアングル
―北沢川流域の生と信仰
12 続・塚めぐり 
―「境界」への小さな旅、再び          
付 街道と並木の話
                  
あとがき 参考文献 索 引

版元から一言

之潮発行のPR誌『季刊Collegio』(50号~62号)に連載されたものを土台に書き上げた労作。かの連載において地図はメシのタネではない。探索と創造の羅針盤である、と著者はいう。明治という近代日本の始まりの時期、大日本帝国陸地測量部に属し、列島および大陸の一部の姿形をありのままに写し取ろうとした技術者たちがいた。世田谷区の道路に、彼らの営為の一つとして残された道々を重ねてその後をたどり、それが中世までさかのぼりうるかを考察している。歴史学、考古学、地理学、宗教学、民俗学、そして地域史の研究成果をふんだんに使いながら、楽しめる世田谷歩きに持ち運べる書となっている。写真・地図多数収録。

著者プロフィール

谷山敦子  (タニヤマ アツコ)  (

1955年東京都品川区荏原に生まれる。早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。出版社勤務をへてフリーランスのライターとして活動。宮崎県博物館協議会委員。円空学会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。