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禅的思考のすすめ
悩む人ほど強くなれる
- 初版年月日
- 2008年8月
- 書店発売日
- 2008年8月28日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年10月9日
目次
はじめに 今を生ききれ、死にきれ! 3
道元禅師とは、どんな人物か 14
1 只管打坐――己を知れ! 17
なぜ、あなたはそんなに迷うのか
北に向いて南に進もうとするな 18
人には知恵の種子が備わっている 21
自分を変えるのは自分しかいない 24
考え方を変えればすべてが変わる 27
理屈よりも実行が大事 30
戦うのは愚かな自分だ 33
偽らない自分をさらけ出せ 36
実践行の中に喜びがある 39
頭をめぐらせば顔もそちらを向く 42
人には常に特別の立場で接せよ 45
マイペースで己の道を歩め 48
だまされない自己にしかと目覚めよ 51
2 行雲流水――道を究めよ! 55
どう信念を燃やして生きるか
悪人とか善人の基準などはないと思え 56
イヤなことは忘れよ 59
一つのことに打ち込むことが大成への道だ 62
他人のことが気になるのはヒマをもてあました人間だ 65
昨日のことを思うな、明日のことを思うな 68
今、自分を変えなかったら、永遠に愚かさから抜け出せない 71
外観を取り繕わず、中味を変えよ 74
自分を変える気があれば、火の中にでも飛び込め 77
愚かさとは、思いを投げ出すことである 80
一事に通じるものはすべてに通じる 83
自己を鏡とせよ 86
3 身心脱落――死んで生きよ! 89
我欲を捨てれば、自ずと生かされる
肉体は死んでも思いが叶ったら満足だ 90
やがて死ぬ命の捨て場所を間違うな 93
食うことができなかったら死ねばよい 96
死にきらなかったら本当の生は得られない 99
何事も続けなければ成就しない 102
一念の疑いが心の自由を奪う 105
黙したうちに言葉があり、笑いのうちに刀がある 108
人間は、生まれ、食って寝て、死ぬだけだ 111
与えるときは与え、奪うときは奪え 114
死ぬとは欲を捨て去ることだ 117
ものごとを行うには、自分と他人を利することをやれ 120
道があるかないかではなく、ヤル気があるかないかだ 123
生と死は一体だ 126
4 悟得発心――真実を見抜け! 129
自分の足元を見失っていないか
儲かることでも他人を害することは悪事である 130
金と財産と女と地位への執着が最大の恥だ 133
自分の見解に固執すれば真実が見えなくなる 136
根本を知れば喜びも憂いもない 139
生き方に決まった理屈はない 142
自分だけが損をしていると思うな 145
悩んでも一生、楽しんでも一生 148
エエカッコをするな、汚れた自分が尊い 151
養生のためなら死人でも食え 154
智慧とは、真理を知ることだ 157
ヒビの入った器に水を貯えることはできない 160
純金でも目に入ったら邪魔になる 163
5 安心立命――足るを知れ! 167
心をどこに置けば、ふっ切れるか
すべてのものは仮の姿で実体は何もない 168
自己の上に求めるものは何もない 171
求めれば求めるほど苦しみは増す 174
慈悲とは一体心だ 177
自分が信じられなくて他人を信じることはできない 180
駄馬なら駄馬になり切れ 183
これが自分の生き方だというものを持て 186
喜びも悲しみも分かち合え 189
みんなで渡れば恐くないために出会いがある 192
生かされている自己に感謝せよ 195
引きずらず、引きずられず、ぶつかり合え 198
6 自由自在――ありのままに生きよ! 201
何が自分の魂を強くするか
随所に主となることが三昧だ 202
人生はひとときの夢のたわむれ 205
死ぬときは糞をさらし、仏に供えるだけだ 208
心頭滅却すれば、火も自ら涼し 211
山川草木みなわが師 214
中途半端な生き方なら寝ていた方がマシだ 217
風流ならざるところに真の風流がある 220
生死に貧富の差別はない 223
災難にあうときはあえ 226
平常心がそのまま道である 229
「自然」に任せ、「自由」に遊べ 232
おわりに 坐禅を志す人へ――これだけは忘れるな! 235
理屈をいうより、まず座れ
効果倍増の坐禅のやり方――これがコツ
心を整えるには呼吸を整えよ
上記内容は本書刊行時のものです。