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季刊ビィ! 126号
依存症・AC・人間関係…回復とセルフケアの最新情報
- 書店発売日
- 2017年3月10日
- 登録日
- 2017年2月8日
- 最終更新日
- 2017年2月9日
紹介
季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集「嫌われてるかも」と思ったとき、できること
非難された、無視された、皮肉を言われた、距離をとられた……
こんなとき、どうしたらいい? 事態をみきわめ、自分の心を確かめ、
望む結果に近づく方法を考える。
【PART1】こんなことが起きていませんか?
【PART2】「私を嫌ってる?」相手側の事情
【PART3】私はどうしたい? そのためにどうすれば?
【アドラー心理学からのヒント】嫌われる勇気より、「好きになる勇気」がカギ!
◆インタビュー 大藪順子さん
日米で活躍するフォトジャーナリスト。
性暴力被害者のポートレートを集めた写真プロジェクト「STAND」が全米を揺さぶった。
「この人はお母さんに似ている、妹と似ている……そうして今まで自分が性暴力に無関心でいたことに気づくんです」
大藪さん自身、性暴力のサバイバーだ。捜査、犯人逮捕、裁判、転居……同じ体験をした人との出会いを経て、このプロジェクトを立ち上げた。
性暴力の温床となる価値観にあふれた日本の現状にも警鐘を鳴らす。
◆《性犯罪の隠れた被害者》スティグマを抱えた加害者家族を支援する
大森榎本クリニックで行なわれている「性犯罪加害者家族支援」のグループは、「母親」「父親」「妻」と3つに分かれている。それぞれが抱えるものは、どう違うのか?
苦悩する母親と、戸惑うばかりの父親――。
妻にとって、問題は決して「過去」にならないこと――。
支援のありかたを聞いた。
◆アルコール 薬物 ギャンブル 国の依存症対策 どうなる?
カジノ解禁への一歩となる「IR推進法」が成立して以来、相次いだ「IR推進ありき」の報道。でも実際は? そして同時期、薬物依存症対策にからむ「再犯防止推進法」が成立。またアルコール健康障害対策基本法の所管が29年度から内閣府から厚労省へ移ることも決定。
こうした中、厚労省に設置された「依存症対策推進本部」は、アルコール・薬物・ギャンブルの3チームとなった。
……複雑化する局面を読み解いて、見えてくるものは?
◆「薬物報道ガイドライン」を作ろう
エスカレートする一方の、有名人をめぐる薬物事件報道。
依存症への誤解や偏見を助長するだけではなく、若いハイリスク層、薬物問題を抱える人、回復を始めたばかりの人、家族に対しても、無視できない影響がある。
関係団体や専門家らの「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」が提案する、報道ガイドラインの中身やその経緯とは?
目次
《特集》
「嫌われてるかも」と思ったとき、できること
◇PART1 こんなことが起きていませんか?
◇PART2 「私を嫌ってる?」相手側の事情
◇PART3 私はどうしたい? そのためにどうすれば?
◇PART4 【アドラー心理学からのヒント】嫌われる勇気より、
「好きになる勇気」がカギ! 【星一郎】
《特集連動》「嫌われてるかも」それは誤解だった!
《インタビュー》
大藪順子さん
性暴力サバイバーたちの「立ち上がる選択」
《トピック》
◆回復の足を引っ張るのはやめて!
「薬物報道ガイドライン」を作ろう
◆性犯罪の隠れた被害者
スティグマを抱えた加害者家族を支援する
【斉藤章佳】
◆基本法NOW
*アルコール・薬物・ギャンブル――
国の依存症対策 どうなる?
*推進計画にみる、自治体ごとの工夫
【三重/愛知/京都/山口/福岡/広島】
◆アイデアいっぱい
アルコール関連問題啓発週間 2017年へのヒント!
【京都市/愛知県/横浜市/山形県・最上町/鳥取県】
◆今までの依存症治療とどこが違う?
CRA(コミュニティ強化アプローチ)とは(上)
【ヘンドリック・ローゼン博士】聞き手:今成知美
《連載》
◆アルコール相談シリーズ[3]
離れて暮らす家族からの相談、どうすればいい?
【中原由美/椎葉直子/小関清之】
◆依存症回復者に聞く
あなたの長所を教えてください
◆やったるで! 若手ドクター《関西リーグ》
[第六回] 一般精神科でアルコールを診る強み 【廣兼元太】
◆連載エッセイ「老いの断酒学」
[21]「指針と規範」のできるまで(下) 【小林哲夫】
◆漫画家&栄養士 うえだのぶ の連載エッセイ
ココロの栄養 足りてますか? [4] 旬の出会い
◆チャコとマチコの アサーティブに生きれば、なんとかなる!!
[24]私が入るとなぜ「し~ん」となるの 【中野満知子】
◆ぷるすあるはが贈る《イラストコラム》[3]
あなたの中の子どもと今のあなたへ
上記内容は本書刊行時のものです。