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ソーシャルスキルトレーニング絵カード 連続絵カード 幼年版 7
ルールやマナーの理解 言動と反応の対比
- 初版年月日
- 2018年10月
- 書店発売日
- 2018年10月20日
- 登録日
- 2018年9月7日
- 最終更新日
- 2019年4月11日
紹介
自閉症スペクトラム・ADHDなど対人関係や社会性に弱さを持つ子の、ソーシャルスキル獲得を目的とした絵カードです。
『ソーシャルスキルトレーニング絵カード 幼年版7』は、ある場面での二通りの言動とそれらへの反応を対比させ、言葉や行動次第で、相手の反応は変わる事を知らせた上で、「こんなとき」には「こうするよりは」「こうしてみてはどうだろう?」と提案する形を取っています。
絵カードには、不適切な言動に対して怒ったり泣いたりする反応だけではなく、毅然とした反応も混ぜました。
日常場面において、不適切な言動が不適切な反応を呼び起こす場合もありますが、そうではない場面も少なからずあります。
すぐそばにいる子の巧みなソーシャルスキルやコミュニケーションスキルに気づかせることも、目的としています。
弊社で別売の音声ペン(アクトボイスペン)で、絵カードの吹き出しをタッチすると音声を再生します。自作用シールで指導児の音声を録音・再生も可能です。※Ver.9~対応
目次
(1)トイレで、先に待っている子がいる時は、その後ろに並んで順番を待つ。
(2)ドッジボールの時は、味方とボールの奪い合いをせず、相手チームにボールを当てることを考える。
(3)出席ノートなどを配る時は、遠くから放り投げず、そばで手渡す。
(4)都合が良いように途中でルールを変えたりせずに、予め決められているルールを守る。
(5)途中で気持ちが変わっても、先にグループで相談して決めていたことは守る。
(6)相手にだけ厳しい要求をするのではなく、自分も守る。
(7)いつも同じトイレに入ると決めていても、先に人がいたら順番を待つ。
(8)この子の足だけが汚れているわけではないので、足洗い場では皆と同じように順番を待つ。
(9)遊具は独り占めせずに、そこにいる子みんなで一緒に使う。
(10)お迎えに来たのがだれのお婆ちゃんか気になった時は「だれのおばあちゃんですか」と聞いてみる。
(11)いつも同じ子の失敗や弱点を言い立てるのは止め、その子が気になるのなら解決の方法を伝える。
(12)他の子の持ち物には勝手にさわらず、その子に聞いてからさわらせてもらう。
(13)トランプなどのゲームで負けそうになっても、途中でやめずに最後まで続ける。
(14)スーパーのレジカゴに入れたお菓子は、お金を払いお家の人に確認してから食べる。
(15)エレベーターには、その階で降りる人が降りてから乗る。
上記内容は本書刊行時のものです。