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ソーシャルスキルトレーニング絵カード 連続絵カード 幼年版 6
場面状況の理解 言動と反応の対比
- 初版年月日
- 2017年10月
- 書店発売日
- 2017年10月5日
- 登録日
- 2017年8月29日
- 最終更新日
- 2019年4月11日
紹介
自閉症スペクトラム・ADHDなど対人関係や社会性に弱さを持つ子の、ソーシャルスキル獲得を目的とした絵カードです。
『ソーシャルスキルトレーニング絵カード 幼年版6』は、ある場面での二通りの言動とそれらへの反応を対比させ、言葉や行動次第で、相手の反応は変わる事を知らせた上で、「こんなとき」には「こうするよりは」「こうしてみてはどうだろう?」と提案する形を取っています。
絵カードには、不適切な言動に対して怒ったり泣いたりする反応だけではなく、毅然とした反応も混ぜました。
日常場面において、不適切な言動が不適切な反応を呼び起こす場合もありますが、そうではない場面も少なからずあります。
すぐそばにいる子の巧みなソーシャルスキルやコミュニケーションスキルに気づかせることも、目的としています。
弊社で別売の音声ペン(アクトボイスペン)で、絵カードの吹き出しをタッチすると音声を再生します。自作用シールで指導児の音声を録音・再生も可能です。※Ver.8~対応
目次
(1)いつものように外に出て遊べず落ち着かない時は、出られない理由を確かめる。
(2)お医者さんの白衣が怖い時は、先生に助けを求める。
(3)羽化したばかりのちょうちょうの羽根をひっぱるのではなく、そっと観察する。
(4)遊んでいる最中に「おかたづけ」と言われ、まだまだ遊びたい時は、次の予定を確かめ気持ちを切り替える。
(5)手伝ってくれないのは許せないと思った時は、その子が手伝えない理由を確かめ、他の子に頼む。
(6)追いかけて来て、自分のしっぽを取った子が許せない時は、それがゲームである事を思い出す。
(7)鬼ごっこの最中に、そこから離れる時は、周りの子に伝えてからにする。
(8)くしゃみは、つばが友だちにかからないように、その子から顔をそらしてする。
(9)おしっこは、ままごとの家の中のトイレではなく、本当のトイレに行ってする。
(10)自分の箸箱が空っぽの時、そばにあった友だちの箸をその中に入れるのではなく、先生に借りる。
(11)相手がぶつかってきたと思った時も、一方的に責めるのではなく事実を確かめる。
(12)先生に「だめ!」と制止された時は、その理由を確かめ、適切な行動をする。(先生もただだめと言うだけではなく、子どもが落ち着いている時にどうしたら良いかを伝える)
(13)自分の持ち物には名前が書いてあるが、自分の名前を書けば自分の物になるわけではない事を知る。
(14)いつもと違うホールでの発表会は不安だが、いつもと同じ事をみつけて気持ちを落ち着かせる。
(15)パラバルーンは、歩き回って眺めるだけでなく、すぐそばで見ることもできる事を知る。
上記内容は本書刊行時のものです。