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聴こえの障害と金沢方式
お子さんが聴覚障害と言われても大丈夫ですよ
- 初版年月日
- 2012年11月
- 書店発売日
- 2012年11月1日
- 登録日
- 2012年10月15日
- 最終更新日
- 2012年11月2日
紹介
本書は、病院で聴覚障害者(乳幼児・学童・成人)に長年関わってきた言語聴覚士の視点で、訓練を通しての経験や聴覚障害者を支えるためにはどうしたら良いかについてまとめたものです。「金沢方式」で訓練された方の映像を収録したDVD付。「聴覚障害を持つお子さんの能力のすごさ」、「聴覚障害を見逃すと生じる恐さ」、「話せるようになったわが子を聞こえるようになったと勘違いする怖さ」など、聴覚障害児をお持ちのご両親、保健師さん、学校の先生、また、キャリアの少ない言語聴覚士の方にも読んで頂きたい1冊です。
目次
本書を発行するにあたって
はじめに
第一章 聴覚障害って? ―聴覚障害に伴って生じる問題を理解して下さい―
第二章 聴覚障害児の言語獲得と訓練の歴史
第三章 病院(医療)で聴覚障害児の言語指導を受けるメリット
第四章 金沢方式(文字・音声法)の魅力
第五章 ある小児人工内耳装用児との出会い
第六章 聴覚障害の我が子に一生に寄り添うための親の役割
1 ことばが育つ前にするべきこと
2 言語習得の初期段階
3 一番大切な幼児期をどのように過ごすか
4 学童期に重要なこと
5 思春期で大切なこと
6 お子さんが大学を卒業して、社会人になった親御さんからの手紙
7 社会人となった時
8 子どもが結婚して、また聴覚障害児が生まれた時
9 聴覚障害児・者を持つ親の役割
第七章 「NPO難聴と共に歩む親子の会金沢方式研究会」で行っている就学に向けての親指導
最終章
文献
付録「なぞなぞ」
前書きなど
本書は、病院で聴覚障害者(乳幼児・学童・成人)に長年関わってきた言語
聴覚士(ST)の視点で、訓練を通しての経験や聴覚障害者を支えるためにはどうしたら良いかについてまとめたものです。「聴覚障害」に関する専門書はたくさんありますが、STの視点で臨床の現場からの声をまとめたものは多くありません。聴覚障害児をお持ちのご両親、地域で聴覚障害児を持つ親御さんにアドバイスをされている保健師さん、聴覚障害児を担当されている学校の先生、特別支援学校の先生、教育委員会の委員の方、難聴が疑われるお子さんが訪れる病院の小児科や耳鼻咽喉科の先生達、最後に若いキャリアの少ないSTの方々にも読んで頂ければ幸いです。
上記内容は本書刊行時のものです。