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講演記録 「子どもと親を支える健診」
- 初版年月日
- 2007年5月
- 書店発売日
- 2007年5月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年4月15日
紹介
この小冊子は著者の講演記録を基に作られました。
日本各地で健康やそのあとのフォロー事業に関わる保健師、心理職、ST、保育士の皆さんにお役に立てばとの著者からの熱いメッセージがあります。
巻末には、著者おすすめのお役立ち本が満載です。
目次
はじめに
私のこと、話しましょうか
STになったいきさつ
私自身の子育て体験
調布市との出会い===あゆみ学園
1.健診をめぐって
健診後の「ことばの相談」調布市の場合
ことばの相談の実際
療育グループ「B 」、あゆみ学園、ST部門
健診の地域格差とSTの必要性
お母さんは健診をどう感じているか
標準値・正常値にとらわれないことが必要
「ようすを見ましょう」の代わりに
「期待して待ちましょう」
「待つ」間に何をしたらいいか、具体的に伝える
「大丈夫」にも気をつけよう -「障害」概念の整理 IDH 分類
検査を勧めるとき
お母さんの接し方のせいにしないこと
クリティカル・シンキング -そうかもしれないし、そうではないかもしれない
子育てにおいては「そうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない」ことばかり
ことばの育ちの遅めな子には豊かな環境を与えてあげよう
2.「ちょっと気になる子」への理解と対応
「遅いこと」や「できないこと」はそのうちに解決することが多い
発達の心配や発達の偏りの大きい2, 3歳の時期にお母さんをしっかり支えることの大切さ
ちょっと気になる子 -何らかの中枢神経系の障害に由来するのだろうという理解 感覚統合障害ということ
「ちょっと気になる子」はどういうふうになってゆくのか
子育て支援と結ぶ健診へ -「療育は注意深く配慮された子育てである」
自尊感、自己の有能感は一生の宝物になる
3. 今後に向かって 「地域」と「連携」と
スタッフ間の信頼関係をどう作るか
広域での協力と専門機能の充実 -地域療育等支援事業の利用拡大を
幼稚園・保育園との連携 -地域で子どもとお母さんを支えよう
関連する本と雑誌
上記内容は本書刊行時のものです。