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ある地方博の死 世界・食の祭典’88の検証

鷲田 小彌太(著)
発行:亜璃西社

四六判   212頁  並製
定価 1,200円+税

ISBN 978-4-900541-03-0   C0095
絶版(出版社情報)

奥付の初版発行年月 1988年12月
書店発売日 1988年12月15日

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紹介

1988年、北海道を舞台に90億円という未曾有の大赤字を出した「世界・食の祭典」。その構想時点から閉幕後のさまざまな問題点までを、豊富な資料や証言をおり交ぜながら分析・検証した、哲学者による異色の書き下ろしノンフィクション。

目次

第1章 死んだ男の残したものは
     原田井二自殺、ショックが走る
     食祭との深いコネクション
     なぜ死んだのか?

第2章 プランは踊る
     博覧会—成功へのメルクマール
     途中から、かき消えた男
     消極的だった札幌市
     関わった広告代理店4社

第3章 誰がために食祭はある
     変更されたテーマ
     イベント主義でザル会計
     土建屋のやらずぶったくり

第4章 みんなヒーローだった
     元凶にあげられる八幡
     火傷が小さく見えた我孫子と植村
     影の仕掛人たち
     第一の演出者は横路知事

第5章 そして誰も楽しめなかった
     博覧会方式に正式切り換え
     高い、まずいでガラ空き
     人気イベントほど赤字
     無担保・低利子の銀行融資

第6章 祭りが終わって日が暮れて
     博覧会はビジネスではない
     敵前逃亡と食い逃げ
     知事の首は取れない
     マッチ・ポンプの新聞

第7章 真夏の夜の悪夢
     横路道政にとって必要な失敗
     プランナーと実行者
     北海道モンロー主義と対立
     得たものも大きい

前書きなど

横路北海道知事は、私と同年輩である。この世代はカワイ気がない。しかし、パワーだけはあるみたいだ。90億円の大赤字、道政史上最大の汚点を残したこの祭典は、大方の思惑に反して、政治家横路のより大きな成長のスプリングボードになるというのが、私の推論である。横路は嫌いなタイプの人間だが、心から、ガンバレといいたい。(「あとがき」より)

版元から一言

90億円という大赤字を出した「世界・食の祭典」。その実態をあばくライターは、なかなか見つからなかった。後難を恐れて、ゴーストすら見つからない始末。そんな中で、この仕事を引き受けてくれたのが、若き日の鷲田さんだった。

著者プロフィール

鷲田 小彌太(わしだ こやた)

1942年札幌市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。札幌大学教授。哲学・倫理学を担当。評論活動、エッセイ、人生書等の執筆も精力的に行っている。主な著書に「昭和思想史」「大学教授になる方法」「欲望の哲学」「時代小説の快楽」「定年と読書」など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。