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美術館ができるまで  なぜ今、豊島なのか? 佐々木良(著/文) - 啓文社書房
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美術館ができるまで  なぜ今、豊島なのか? (ビジュツカンガデキルマデ) なぜ今、豊島なのか?

社会一般
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発行:啓文社書房
四六判
272ページ
上製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-89992-047-2   COPY
ISBN 13
9784899920472   COPY
ISBN 10h
4-89992-047-4   COPY
ISBN 10
4899920474   COPY
出版者記号
89992   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年5月
書店発売日
登録日
2018年2月27日
最終更新日
2019年5月15日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2018-09-28
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紹介

瀬戸内に浮かぶ島「豊島」(テシマ)が今なぜ注目されているのか?

産廃問題を乗り越え現在はアートの島として知名度が広がっている豊島。瀬戸内国際芸術祭を前に、多くの観光客も訪れますます注目されている。
だがその中で地名の由来や古くから栄えていた芸術など、重要な歴史的背景はまだまだ知られていない。
本書では、豊島の歴史を始め芸術、建築、自然、食物、また社会問題等を多岐にわたって紹介。
膨大な史料から浮かび上がった知られざる地名の由来、実際に起きた闘争や事件、そして豊島美術館設立までの軌跡が今明らかに。


いよいよ来年は瀬戸内国際芸術祭が開幕。その予備知識として最適の1冊です。

目次

序章
瀬戸内、豊島

なぜ今、豊島なのか
豊島との出会い
自然豊かな島

第二章
なぜ豊島はテシマと読むのか

解明の糸口
・美術館で神社発見
・唐櫃も見つかる
・棚田とその神社

一つの島の、二つの島
・「豊島」とよしま
・「手島」てしま

徳川幕府が豊島を命名
・島の分断と合併
・異なる二つの文化
・瀬戸内海の文化分岐点

第二章 古都の芸術
奈良興福寺の豊島
・運慶一派の仏像
・香川県最古の石鳥居
・木を彫る、石を彫る、土を彫る

自然の美、日本の美
・自然を礼賛した工芸
・生命と色彩
・自然の本質を描く
・瀬戸内海と古事記
・自然とともに生きる

第三章 ごみの島
ごみの島と呼ばれた島
・日本初の国立公園
・豊島問題

豊島事件
・逮捕から始まる事件
・弁護士を結成
・衝撃の実態
・島をあげて闘う
・県と住民が和解

ごみの撤去完了

第四章 美術館ができる
瀬戸内国際芸術祭
直島から豊島へ
・「よく生きる」を考える
・地中美術館
・美術館を豊島に

豊島美術館
・世界初の建築
・自然と調和
・構造設計
・伝統建築と現代建築
・美術館のつくりかた
・一つだけの作品
・内部空間
・日毎に変わる表情
・美術館が開館

あとがき

前書きなど

 

版元から一言

【8月に重版出来!】おかげさまでご好評いただいています。

新聞掲載多数!読売、朝日、日経、四国、北海道、奈良と多くの新聞の記事になりました。

豊島では400世帯のうち300冊売れており、いま瀬戸内で話題の1冊。

著者の地元香川県のジュンク堂では芸術所部門売り上げ1位を記録。(8月度)


いま最も人が集まる島として瀬戸内が注目を浴びています。

豊島を知ると、より瀬戸内を楽しめる。ぜひ多くの方に読んで頂きたい1冊。自信をもっておすすめします!

著者プロフィール

佐々木良  (ササキリョウ)  (著/文

学芸員 作家
昭和59年生。京都精華大学 芸術学部 卒業。
工芸家の祖父の下、幼少期から作品制作を始める。
工芸家の祖父のもと、幼少期から創作を始める。
油絵を専門としながら、漆芸の制作にも注力する。
大学卒業後は、地中美術館に従事し、豊島美術館においては設立メンバーとして携わる。
京都現代美術館の学芸員を経て、現在、フリーランスで国外の展覧会を手がけている。

上記内容は本書刊行時のものです。