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琉歌百景 上原直彦(著/文) - ボーダーインク
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琉歌百景 (リュウカヒャッケイ) 綾なす言葉たち (アヤナスコトバタチ)

文芸
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四六判
160ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-89982-183-0   COPY
ISBN 13
9784899821830   COPY
ISBN 10h
4-89982-183-2   COPY
ISBN 10
4899821832   COPY
出版者記号
89982   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
長期品切れ
初版年月日
2010年4月
書店発売日
登録日
2010年4月30日
最終更新日
2014年12月3日
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紹介

琉球放送創立55年記念。RBCiラジオの名物番組「民謡で今日拝なびら」で
紹介された珠玉の琉歌の数々を、徒然なるままに……。
「琉歌」とは、沖縄独自の短歌。八八八六音となっている。
その琉歌がもっと身近になる、待望の一冊。島うたキャスター、島うた作詞家で有名な上原直彦の名調子を味わいください。

目次

目次
 うちなー口を楽しむ 琉歌百景 

[春のはじめに編]
[歌さんしん編]
[分句編]      
[掛き歌編]  
[遊女編]  
[御前風五節編] 
[昔節五節偏]  
[大昔節五節編]
[二揚五節編] 
[箏曲歌物三節編] 
[歌三線研究要領編]
[畳語~重ね言葉編] 
[おきなわ文学賞編]
[千鳥編] 
[共白髪節編]
[終章=立雲節]

前書きなど

 いささか私事になるが、担当しているRBCiラジオの番組「民謡で今日拝なびら」は、二〇一〇年二月一日から開始四十九年目に入る。その中のコーナーのひとつに「琉歌百景」があって、先人たちが詠み残した八八八六詩形の琉歌を今日的解釈を加えて紹介している。
 これについて聴取者及び、私のブログ「週刊・浮世真ん中」の読者から、ラジオの音声だけでは「正しく聞き取ることができない。文字化できないか」という要望があり、同ブログで琉歌を百首連載した。作者がはっきりしている詠歌、詠み人しらずのそれを私がわずかに持ち合わせている琉歌に対する感性と私流の解釈を添えて記してみた。
 そのブログで連載したものをまとめたのが、本書である。読者の好きな曲節に乗せて歌っていただけることを希望する。三十音に込められた悠久の〔琉球の魂〕が感じ取れるのではなかろうか。そのことを共有したいのである。

著者プロフィール

上原直彦  (ウエハラナオヒコ)  (著/文

1938年那覇市垣花生まれ。琉球新報社記者を経て琉球放送入社。役員待遇ラジオ局長を務め、平成十年退職。現在プロデューサーおよびキャスターとして、ラジオ番組「民謡で今日拝なびら」(1961年スタート)「ふるさとの古典」などをレギュラーで担当。島うたの作詞家、郷土劇の脚本家として長年にわたり活動を続けている。

上記内容は本書刊行時のものです。