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健康を担う「日本の食」 病気を生む「欧米の食」
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年10月5日
- 登録日
- 2017年8月31日
- 最終更新日
- 2017年10月30日
紹介
いま、国民の9割以上が不健康・病気といわれる。日本の医療は日進月歩、進歩しているいわれているのに・・・。本書では最新の研究成果を紹介しながら、「日本の食」、「欧米の食」の何が健康や病気に作用しているのかを明確にし、食からの病気の解決方法と健康を担う食を明らかにする。
目次
第1部 「小麦は食べるな!」の衝撃―「炎症」の元を知る―
1 病気の生みに作用する現代の小麦
2 現代の小麦のなにが問題か
3 「もれる腸」が炎症を起こす
4 認知症と糖尿病の源は同じ―心臓病・慢性腎臓病も―
5 乾燥剤や輸送中使用の農薬も問題
第2部 高たんぱく質は病気をもたらす―植物性食品で未精製・未加工が大事―
1 がんが起こす食材の割り出し
2 肉や牛乳とがんの関係―中国人とアメリカ人の比較から―
3 心臓病は食対応がすべて
4 骨粗しょう症も多発性硬化症も動物性食品が関係
5 「複合炭水化物」摂取の大切さ
補1 改めて「牛乳神話」からの脱却を
第3部 糖尿病も認知症も食の摂り方で―両方とも防げる時代に―
1 糖化反応と食の変化
2 マグネシウムが重要
3 マグネシウムの健康効果とその食材
4 アルツハイマー病は「第三の糖尿病」
5 「糖脂質」摂取による認知症の防止
6 認知症を改善する「プラズマローゲン」
第4部 「酸化の鎖を外す」と健康になる―体の「サビ」をぬこう―
1 建築現場から抗酸化対応を生む
2 「還元回復サロン」の威力―末期がんから生還―
3 「抗酸化住宅」は認知症を治す
4 人の体はバランスが重要
5 抗酸化対応の深化
補遺―組織の再統合と公による推進を―
第5部 微生物が人の健康を果たす―共生の仲間に「エサ」―
1 免疫を担う大腸を知る
2 体内微生物たちが免疫系を助けている
3 抗生物質と短鎖脂肪酸
4 微生物と人を元気にする食―不適切な食は腸を乱す―
5 植物も微生物も人も共生で元気になる
補2 アレルギー(花粉症を含む)になる原因と対策
第6部 日本人が選んできた食の意義―「日本の食」の核心―
1 米を選び、肉を排除した先人たちの偉大さ
2 発酵の担い手 麹菌を選び出した日本人―発酵食品の重要性―
3 玄米の価値と大豆の価値
4 「日本の食」は身体を健全にする
5 日本的野菜と海の物
6 日本的食材の機能評価
7 漬け物の酵素効果
補3 認知症に「ならない」ようにするのが大事
むすび―体の浄化力が大事―
おわりに―わかりやすい「健康学」の創出を―
上記内容は本書刊行時のものです。