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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:25:"〈土〉という精神 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-89732-369-5";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:318:"生産至上主義、スチュワードシップ、経済学、全体論という規範から哲学的アプローチを行い、環境における農業の重要性を問う。さらに産業思想による農業の支配への警鐘へと導く〈農〉の思想の確立を主張する環境倫理学導きの書。";s:6:"author";s:50:"ポール・B・トンプソン(著/文)…他1名";s:10:"publishers";s:18:"農林統計出版";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:18:"農林統計出版";s:12:"release_date";i:1500822000;}

〈土〉という精神 アメリカの環境倫理と農業
The Spirit of the Soil

哲学・宗教 ラノベ

ポール・B・トンプソン(著), 太田 和彦(訳 | 訳)
発行:農林統計出版

四六判   364頁  上製
価格 3,700円+税

ISBN 978-4-89732-369-5   C3012
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年7月
書店発売日 2017年7月24日
登録日 2017年6月15日

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書評掲載情報

2017-10-15 読売新聞  朝刊
評者:納富信留(東京大学教授、ギリシャ哲学研究者)

紹介

生産至上主義、スチュワードシップ、経済学、全体論という4つの規範から哲学的アプローチを行い、環境における農業の重要性を問い直す。さらには産業思想による農業の支配への警鐘へと導く〈農〉の思想の確立を、環境哲学の立場から主張する環境倫理学の導きの書。

目次

序文
日本語版序文
第1章 土壌の倫理
 農業と環境倫理学 /哲学者は農業から何を学べるか? / 農業は環境倫理学から何を学べるか? / いくつかの但し書き / 〈土〉という精神
第2章 農業に対する環境批評家の批判
 農業への批判者たち /農薬への批判 /農業バイオテクノロジーへの批判 /環境倫理学=農業への批 判? /探究の導き手――レオポルドとシューマッハー
第3章 生産至上主義者のパラダイム
 生産至上主義の問題 /生産至上主義の基礎 / 勤勉さという美徳 / 恩寵という教義 / 楽園の神 話 /生産至上主義と産業化された農業 /生産至上主義者の新しいパラダイム /美徳、産業、生産性
第4章 農者のスチュワードシップと良き農民
 農者のスチュワードシップ /ウェンデル・ベリーによる農者のスチュワードシップの解釈 /農業的ス チュワードシップの諸問題 /スチュワードシップと環境倫理学
第5章 食べ物の本当のコストを計算する
 実証経済学と環境影響 /実証経済学にともなう諸問題 /経済倫理と効率性にもとづく議論 /効率性 への反証事例 /経済外部性と食べ物の本当のコスト /経済外部性と〈大いなる経済〉
第6章 全体論的な代替案
 全体論の諸様態 / アラン・セイボリー / ウェス・ジャクソン / ベアード・キャリコット /還 元主義に抗して /代替システムの概念 /全体論的な代替案――うまくいくのか?
第7章 持続可能な農業
 システム記述概念としての持続可能性 /目的記述概念としての持続可能性 / 付加価値としての持続 可能性 / 内在的価値としての持続可能性 /持続可能な食糧システムのための格言集 /持続可能性 と約束された幸福
訳者あとがき
参考文献
人名索引
事項索引

著者プロフィール

ポール・B・トンプソン(ポール ビー トンプソン)

1951年生。ミシガン州立大学哲学科教授。農業におけるバイオテクノロジーや食農倫理学に関する14冊の著書と編著がある。Encyclopedia of Food and Agricultural Ethics (2014)を編纂・執筆。また、From Field to Fork : Food Ethics for Everyone (2015)は、北米社会哲学協会が選出する同年の「今年の1冊」となった。2017年にWilliam J. Beal賞を受賞

太田 和彦(オオタ カズヒコ)

1985年生。東京農工大学連合農学研究科修了。博士(農学)。現在、総合地球環境学研究所研究員。主要論文:「土壌保全活動における土壌の文化的意義づけの射程-風土論からの検討-」『共生社会システム研究』Vol.9,№1(2015)

上記内容は本書刊行時のものです。