書店員向け情報 HELP
地域再生の新たな担い手と〈農〉の現場
- 初版年月日
- 2016年9月
- 書店発売日
- 2016年9月25日
- 登録日
- 2016年9月3日
- 最終更新日
- 2016年10月24日
紹介
地域の持続可能性を確保する「地域再生」を実現するため、農村地域に登場した新しい地域の担い手(社会的企業、障がい者雇用、外国人労働者の雇用など)による地域ガバナンスの実態、多様な主体による多様な活動の全容を明らかにし、地域活性化への道標を示す。
目次
巻頭言 岐路に立つ日本と世界
シンポジウム報告論文
農山村地域における日本型社会的企業の意義と政策課題―広域経営法人を中心に―(柏雅之)
農福連携:障がい者の農業就労をめぐる社会学的分析視角(武田尚子)
農業を支える外国人労働力と監理団体による地域マネジメント―家族経営における技能実習生の労働の特徴―(堀口健治)
地域の持続可能性の確保のために―座長の総括に代えて(矢口芳生)
コメント1.(平林光幸)
コメント2.(吉田行郷)
コメント3.(松久勉)
投稿論文
日米間のコメ生産費格差の変化要因に関する定量的分析(北川万規衣・千年篤)
大規模林業経営における林業労働組織の変容過程(林田朋幸)
パーサ・ダスグプタの“事実と価値”の解明に向けて―『サステイナビリティの経済学』に基づく基本フレームワークの構築―(椿光之助)
「内発的復興」過程における被災者の学習の意義と可能性―気仙沼市における仮設商店街設立を中心とした取組みを事例に―(石山雄貴)
都市社会における墓と先祖祭祀の現代的位相―親子2世代へのアンケート調査を通して―(辻井敦大)
遺伝子組換え作物をめぐるフレーミングと政治的機会構造―米欧の堆肥から―(立川雅司)
特別支援が必要な児童(障害者)との共生に関する一考察―カナダ,オンタリオ州,ハミルトン市のフル・インクルーシブ教育の事例を通して―(野口友康)
現代山村における村落結合の再検討―宮崎県諸塚村黒葛原の事例―(本多俊貴)
Challennges for Sustainable Development of Community-based Microfinance:A Case Study from Lembaga Perkreditan Desa(LPD)Kedonganan Customary Village,Bali(Ratih Ineke Wati,Suadi,Suadi and Mituhiro NAKAGAWA)
書評等
上記内容は本書刊行時のものです。