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共生社会 Ⅱ
共生社会をつくる
- 初版年月日
- 2016年10月
- 書店発売日
- 2016年10月10日
- 登録日
- 2016年9月3日
- 最終更新日
- 2016年10月13日
紹介
「持続可能性」および「共生」の視点から現実の否定的諸相や諸矛盾を分析・考察し、その課題・問題点を明らかにする。そして現実の社会において共生社会をどのように実現するのか、自然生態系と関わる営みを含意する〈農〉を基軸にその道筋を提示する。
目次
総論 共生社会への道(矢口芳生)
第Ⅲ部 地域の再生と共生社会
第1章 自然共生の農山村システムをどう計画するか―日本の国土,百年の計(千賀裕太郎)
第2章 地域衰退からの脱却と活性化への道筋―過疎地域における支援組織,行政との協働のあり方―(安藤光義)
第3章 共生型地域経営と社会的企業―衰退農村地域再生をめぐるイギリスと日本との比較―(柏雅之)
第4章 脱成長型の地産X消で地域に活力を(野見山敏雄)
第5章 新しい社会・地域教育の役割と実践展開―日本型ESDで地域の誇りを取り戻すための教師の養成と大学の使命(降旗信一・David Allen)
第Ⅳ部 〈農〉の再生と共生社会
第1章 耕畜・異業種連携と資源循環にみる地域農業のシステム化(千年篤)
第2章 環境保全型農業の現在(桑原考史)
第3章 亜熱帯農業の農法検討:沖縄農業の生産力展開より(新井祥穂)
第4章 自然共生型酪農による日本酪農の構築(荒木和秋)
第5章 集落社会における共生の問題系―自然資源と人的移動をめぐる一試論(福田恵)
第Ⅴ部 グローバル化時代と共生社会
第1章 シェイクスピアに見るグローバル化―文学と映画に現れた共生への視線―(森祐希子)
第2章 グローバルな共生の可能性―携帯電話をとりまく「つながり」から考える―(澤佳成)
第3章 日本の地域社会における外国人労働者との共生―技能実習生の実態から―(堀口健治)
第4章 外国人の人権保障と共生理念(榎本弘行)
第5章 成熟した多言語共生社会をつくるために―子どもたちのもう一つの言語―(河路由佳)
上記内容は本書刊行時のものです。