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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:37:"農村計画と生態系サービス ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-89732-309-1";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:228:"近年関心を集める生態系や生物多様性の保全に欠かせない「生態系サービス」という新しい概念を入門的に平易な解説を施しその性質、評価方法など具体的に紹介する。";s:6:"author";s:36:"農村計画学会(監修)…他2名";s:10:"publishers";s:18:"農林統計出版";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:18:"農林統計出版";s:12:"release_date";i:1419174000;}

農村計画学のフロンティア4

農村計画と生態系サービス

ビジネス ラノベ

農村計画学会(監修), 橋本 禅(著), 齊藤 修(著)
発行:農林統計出版

A5判   158頁  並製
定価 1,200円+税

ISBN 978-4-89732-309-1   C3061
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2014年12月
書店発売日 2014年12月22日
登録日 2014年11月19日

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紹介

生物多様性の保全を考察する際に欠かせない「生態系サービス」という新しい概念を丁寧に説明した上で、国内外の生態系サービスの評価事例、評価方法、施策や制度の概要、研究・実践上の課題について解説する。さらに生態系サービスの維持管理に農村計画学が果たすべき役割を明示する。

目次

第1章 はじめに
 1.生態系サービスへの関心の高まり
 2.生態系サービスとは何か?
 3.生態系サービスと農業・森林の多面的機能
 4.なぜ生態系サービスは農村計画において重要な概念と考えられるのか? 
 5.本書の構成

第2章 生態系サービスとは何か?
 1.生態系サービスとは何か? (1)「生態系サービス」概念と評価の枠組み/(2)農林業の多面的機能 との類似点・相違点
 2.わが国の生物多様性,生態系サービスの状況 (1)日本の里山・里海評価(JSSA)/(2)生物多様性総合評価(JBO:Japan
Biodiversity Outlook)

第3章 生態系サービスをどう測るか?
 1.生態系サービス評価へのアプローチ
 2.インベントリ分析の概要
 3.東日本大震災前後の生態系サービスの変化(事例1) (1)方法/(2)インベントリ分析結果 ①供給サービス,②調整サービス,③文化的サービス /(3)本評価の計画論的含意と課題
 4.わが国の原子力発電所周辺地域の生態系サービス賦存量の評価(事例2) (1)方法/(2)原子力発電所周辺地域の人口と土地利用/(3)原子力発電所周辺地域の生態系サービス ①供給サービス/②調整サービス/③文化的サービス/(4)本評価の計画論的含意と課題
 5.本章のまとめ

   
第4章 生態系サービスを取り扱うための諸施策
 1.土地利用と生態系サービス (1)土地利用計画制度の概要/(2)森林の計画と生態系サービス ①森林・林業基本法による生態系サービスの扱い,②森林法における生態系サービスの扱い/(3)農地の計画と生態系サービス/(4)文化的サービスのための計画的枠組み①景観法 /②文化財保護法による重要文化的景観の保護
 2.生態系サービスへの支払い(Payment for Ecosystem Services, PES) (1)PESとは何か?/(2)PESの類似制度 ①わが国のPES類似の制度の特徴/②中山間地域等直接支払交付金/③農地・水・環境保全向上対策/④環境保全型農業直接支援対策/⑤森林環境税
 3.開発事業における生態系への配慮と自然再生事業 (1)各種事業における環境配慮の展開/(2)ミティゲーション/
(3)生物多様性オフセット/(4)自然再生事業
 4.農林水産物の認証による生態系サービスの保全
 5.本章のまとめ

第5章 計画策定や意思決定で考慮すべき生態系サービスの諸性質
 1.生態系サービスは生物多様性とどう関係しているのか?
 2.生態系サービスの諸性質 (1)生態系サービスのバンドルとインターリンケージ ①生態系サービスのバンドル,②生態系サービスのインターリンケージ ,③結合性/(2)生態系サービスのトレードオフ/(3)生態系サービスの産出地と受益地のギャップ/(4)生態系サービスの財・サービスとしての性質-競合性と排除性-/(5)生態系ディス・サービスの存在
 3.生態系サービスとどう付き合うか?

第6章 農村計画と生態系サービス─展望と課題─
 1.農林水産政策への生態系サービス概念導入の進展 (1)農林水産生物多様性戦略への位置づけ/(2)農村環境の保全に関する研究会による取り組み
 2.計画策定段階からみた農村計画で生態系サービスを扱う上での論点 (1)目標/(2)立案(代替案作成)/(3)予測/(4)決定(選択)/(5)実施
 3.農村計画が取り組むべき課題 (1)生態系サービスの評価手法の開発/(2)農林業施策・制度と生態系サービスの関係の把握/(3)生態系サービスのトレードオフとシナジーの解明/(4)生態系サービスのオフサイト効果の解明/(5)農村の生態系サービスによる社会への貢献の解明
 4.まとめ─農村計画への期待─

補遺 生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム
 1.求められる独立性の高い科学評価
 2.モデルとしてのIPCC
 3.IPBESの設立に向けて
 4.IPBESの機能
 5.IPBESの概念枠組みと作業計画(2014-2018)
 6.気候変動枠組条約がもたらした国内への影響

あとがき
解題
 生態系サービスをめぐる国際動向と国内政策の展望(吉田謙太郎)
 私のコメント(浅野耕太)

著者プロフィール

橋本 禅(ハシモト シズカ)

1975年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。
現在、京都大学大学院地球環境学堂准教授。

齊藤 修(サイトウ オサム)

1969年生まれ。米国タフツ大学大学院都市・環境政策研究科修士課程修了。現在、国連大学サステイナビリティ高等研究所学術研究官。

上記内容は本書刊行時のものです。